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カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

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プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

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2013.11
19
先回の「フリーライディング」の続きです!
今回は「フリーライディングにおける滑り方」を考えていきましょう。




フリーライディングというジャンルにはどんなライディングスタイルが含まれるのでしょう?
意外に考えませんよね。

● パウダーライディング
● コース脇のサイドヒットや段差のジャンプ(ポコジャン)
● ツリーライディング(林の中)
● コブライディング
● きれいに圧雪された斜面でのターン
● グラウンドトリック

日本ではできないこともありますが、こんなところでしょうか?

以前「HEART FILMS」のライダー皆さんと滑ったことがあります。
そして皆さんさすがフリーライディングが上手かったです。
そしてひとつ発見したことがあります。
みんな似たような「なめる滑り」だったのです。
上半身がぜんぜん上下せずに、下半身だけが雪面を舐めるように滑っていくのです。
なぜみんなこんな滑りなのか?

まず一緒に滑っていて分かったのは、彼らの滑りはどの斜面に行っても対応できていたということです。
要するに上記したフリーライディング環境において対応していたということですね。
このスタイルは、「HEART FILMS」ライダー皆さんが一緒に滑る中で互いに影響されたことも考えられますが、おそらく「HEART FILMS」ライダー皆さんは、このような様々なフリーライディング環境を滑る中で必要なライディングスタイルを探した結果、このターンスタイルに至ったのではと想像しました。

ということは、この滑りはフリーライディングの万能薬と言えますね。
ではどんな滑りなのか、今一度よく考えてみました。

仕事上、インストラクターを目指す人たちにカナダのターンメソッドを教えることが多いのですが、どう見ても「HEART FILMS」のライダー皆さんの滑りはそれに当てはまりません。
そこでただただ自分も真似してみて気付きました。

ああ、これは「抱え込みターン」だ!
カナダのターンメソッドでは「Down Unweighting」と言います。



動画はカナダのインストラクター協会「CASI」のサイトからリンクしています。
速い切り替えのターン、フリーライディングなどでは「抱え込み」が行われていますね。


さて、自分もよく考えてみれば状況に合わせて「抱え込み」をやっているのですが、根本的に「立ち上がりターン」=「ターン」という頭でしたから、本当に気付かなかったのです。

その後よくよくスノーボード自体を振り返ってみると、この「立ち上がりターン」、要するによくイメージされている「正しいターンの形」を使用する機会というのは、圧雪されたきれいな斜面くらいで、その他にあまり使用機会は思い当たりません。
そして、ここウィスラーの様々な斜面環境を持つ大きな山では、むしろこの「抱え込みターン」を必要とする場面がほとんどだと、今更ながら気付いたのです。
日本ではともかく、ここカナダでは「立ち上がりターン」を使う場所は非常に限られています。

ということで、インストラクターになりたい方以外で、中級者レベル以上の方はこの「抱え込みターン」をもっと練習した方が良さそうですよ。
スノーボードそのものの幅を広げる為には必須科目です。
安心してください。
私の現場では中級者レベルのスノーボーダーでも「抱え込みターン」を習得する事ができ、そして明らかに滑りが変わった、安定したとフィードバックをもらってます。



<「抱え込みターン」のメリット>

ターンの中で一番安定しているのはいつか分かりますか?
それは重力、遠心力、推進力が一気に板に掛かるターン後半です。
では逆に一番不安定なのはいつでしょう?
以上のような自然の力が一番弱いところ、つまりターンの切り替え時、初めですね。

この一番バランス(足元)が不安定な時に、高く立ち上がるのと、低くしゃがむのでは、どちらがよりコントロールが効くでしょうか?
これは低い方が良いに決まってます。

切り替え時はエッジも掛かってませんし、板に圧力も掛けにくいので、とても不安定です。
しかしできるだけ上体を安定させたいわけです。
切り替え時に一々立ち上がっていては当然ながら頭の上下動は免れません。
動画を見たら分かるように、しゃがむ「抱え込みターン」では頭の位置は常に一定の高さを保って滑るので、視界、上半身の「ブレ」がほとんど起こりません。

では「瞬時のエッジ切り替え」が必要な際に、立ち上がっているのとしゃがんでいるのとでは、どちらが素早くコントロールできますか?
板と頭の距離が離れているほど、体重移動の際に頭が移動する距離も長くなります。
つまり立ち上がっていると切り替えにも時間が掛かるわけですから、これもしゃがんでいた方が良いということです。



<パウダーでの「抱え込みターン」>

パウダーの中でターンの切り替えを行う際には、深くもぐった板を自然に雪面に浮かせてこないとターンの切り替えができません。
ターン後半に足を伸ばして強く押し込み、その直後一気に足を抱え込むことで板の反動も助けて板が雪面に浮き出てくるということです。
そして抵抗の少ない雪面で板を横に振りながらターン中盤から足を伸ばしながら板をパウダーの中に押し込んでいくのです。





しかし!
パウダーでは「抱え込み」ができるだけでは対応できないのです。
よく言われる「後傾姿勢」が重要です。
当然ながらノーズが突き刺されば進まないわけですから、後ろに乗って前を浮かさないといけないわけです。

この「後傾姿勢」、実はパウダーだけが必要とされる場ではないのです。
この「後傾姿勢」も実は万能薬だったのです。

もちろん初心者の方の「後傾姿勢」では万能薬にはなり得ません。
尻が後ろ足、上半身は板に対して真っ直ぐか少し前傾というポジションがここで言う「後傾姿勢」です。

考えてみればどんな場合でも前進する限りは前(ノーズ)から先に起伏や障害物に当たります。
ですから、正直に真っ直ぐセンタースタンスで立っていると、ノーズにプレッシャー(衝撃)が加わった場合、慣性の法則で上体は前方に移動します。
この状態はつまりノーズを踏んでいる「前傾姿勢」ですから、即座に次の衝撃が来た際に対応できません。
しかし同じ状況で「後傾姿勢」で構えていた場合。
慣性で前に上体が移動しても、前足で突っ張っることができますし、仮に前方に重心が動いたとしてもセンタースタンスになるだけですから、簡単に修正が効きます。

またジブやジャンプのランディングでは、軽い「後傾姿勢」であった方がリカバリー(ごまかし)が効きます。
どセンターでランディングは理想ですが、軽い「後傾姿勢」を意識しておくと、仮にランディングで失敗しそうになってもリカバリーできるのです。
「後傾姿勢」でランディングすると後ろ足はどっしり地面を捉える一方、前足は後ろ足より軽いことで状況に合わせてコントロールすることが可能です。
例えば回転が足りない場合でも後ろ足が接地してから前足で足りない分をずらしてごまかす事ができます。
その結果トリックの失敗も転倒も防ぐことができ、結果としてトリックのメイク率を上げることになります。

以下の動画では彼らのランディングの乗り位置にご注目ください。




後ろ足はどっしりとプレッシャーを受け止め、前足は自由自在にボードをコントロールできる、そんな軽い「後傾姿勢」ができればもっとライディングの幅は広がるでしょう。

ターンにおいても「どセンター」に乗っている事は、板を遠心力の向かう外側に真っ直ぐ押すだけとなり、その荷重したプレッシャーを逃がす方向がありません。
結果としてチャッティング(遠心力方向に板が弾かれながらずれる)現象が起きる可能性を高めます。

しかし板の後ろ(進行方向後ろ)側に乗ることができると、荷重の少ない板の前方にプレッシャーは逃げていくので、板がチャッティングを起こす事はありません。
また両足を均等荷重するより、後ろ足に荷重を集める事によって一点により強くプレッシャーを掛けることとなり、エッヂの雪面への噛みは強くなります。



<正しい「後傾」の作り方>

● スノーボード上では、骨盤を進行方向に向けるほど(骨格上)重心が後ろ足に乗ることになります。
これは運動軸をセンターに置きながら重心は後ろに掛けることができる方法の一つです。
どうも後ろ足に荷重を感じない場合は、運動軸がセンターより前に移動しているはずですので、鏡を見ながらやってみると良いでしょう。
完全に前に向くとかえって滑りにくくなるので、加減を間違えないように。

● また、進行方向前側の骨盤を下げ、後ろ側の骨盤を上げるように滑ると、自然と後ろ足に乗れます。
モデルウォークの状態とか、「休め」の姿勢と言ったら分かりやすいかもしれません。

● ついでに、人間は口の中で右を噛むと重心は右へ、左を噛むと左に移動する事が確認されているって知ってました?
後ろ足に乗せたければ、重心を乗せたい足と同じ側の奥歯を噛めば重心が後ろ足に移るということらしいですよ~。
これは実証していないのであしからず。。。



立ち方のイメージは「直角三角形」です!
2_20131119132613c92.jpg

垂直のラインが後ろ足と上半身、底辺がボード、斜めのラインが前足ですよ~!
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