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カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

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プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

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2014.02
04
為末大さんのTwitterより。
よくある話で、オリンピックが近いだけに気になる話です。


【フィクション化する教育】について

過激な描写は子供達に悪影響があるとして、はだしのゲンが閲覧禁止になったというニュースを見た。調べてみると違う理由もありそうではあったけれど、このニュースを見てから子供達をどういう世界で育てるべきかを考えている。

”あの子がオリンピアンになれないのは私にもわかる。問題はいつそれを気づかせるべきか、それを悩むんです”そうアメリカで練習している時に言われた事がある。最初は自分もスターになれると夢を見る。でも、ある日それは自分じゃなかったとわかる日が来る。それはどの年齢あたりが一番いいのか。

”夢は叶う。努力は報われる”がフィクションである事は大人なら誰でもわかる。でも、そう考えた方がいい時期が人生にもある。問題はその時期が長過ぎると、努力したのに夢が叶わないなんて社会がおかしいと言い始める人がいる事。

きれいで安全な世界を見せてあげたい、そこで育てて上げたいという大人の思いはあるかもしれないけれど、それはフィクションなんだよといつか教える時期が無いと現実社会で生きていけない人が出てくる。安全なところでしか生きていけなくなる事が一番危険。

突き詰めれば国も法律も平等も正義も安全も権利も全部フィクションで、人間が取り繕ったもの。本当は人間界の外のように自然淘汰が繰り返されている世界なのだけど、それをなんとか私達の思うよい社会に整えようとしている。

【終わり】教育に本当に必要なのはお花畑でしか生きていけない人と作るのではなく、泥中に花を見つける人、泥中で花を咲かせようとする人を作る事ではないか。

成功するから努力しなさいという取引の感覚で努力を教えすぎているのも問題だと思っています。本当は取引が成立しないと知った途端努力できなくなる。

継続できる努力には、報われなくても構わない、という所がある。





まず、子供たちの次から次へと「目標、チャレンジ、やりたいこと」に取り組むメンタリティーを養うために、あまりに早く現実を教えたり、失敗経験を繰り返し経験させることは好ましくないと思います。
現実を教える前に、子供たちにはいろんな成功体験をいろんな場面で経験させておくことが重要だと思うんです。
自分たちの今後の人生の中で、そのポジティブなイメージを持つ習慣は、子供のうちに習得しておくことで、大人になってもそれが自然な反応として常に現れるようになるからです。
ネガティブな状況下でネガティブなイメージ、思考、言葉、行動が連鎖しないことがとても重要で、この成功体験の積み重ねは、大人になって意識しなくてもポジティブイメージを描くスイッチとなっていくのです。

為末さんの言う、現実を教えないまま大人になって、そして現実社会で生きていけなくなる人が出ると言うことも、あまりに一つに集中して人生の時間を費やしてきた場合に起こる問題であると考えます。
もしその人が子供の頃から、また大人になっても、自分のアイデンティティーを感じられる他の場所、好きなものを多く持っているほど、その人はまだまだ現実社会で生きる場所を得ることができると思います。

為末さんが言うように、この世が自然淘汰の世界であったり、流動的な不条理な世界であることはいずれ気付かねばなりません。
ただし、それでもこの世を生き抜くメンタリティーを持っていなければ、遅かれ早かれその人の人生はただこの世に振り回されるだけの人生になるわけです。
この世を生き抜くメンタリティーとは、例えば「ポジティブな思考」であったり、「あきらめない思考」でしょう。
生き抜くためのモチベーションは、あくまで本人の中で強いイメージとして養われないと、外側に効果として現れません。
周囲の大人はそのモチベーションを持たせるサポートはできますが、根本的に変えることはできません。

現実を教えることは過酷な仕事ではありますが、例えば今取り組んでいることへの限界を教えるのではなく、他の道でのポジティブな可能性を教えてあげることであれば、もしかしたらその人はメンタル的なパワーを失うことなく次へ移行できるかもしれないですね。
こういったほかの可能性をイメージさせることは、早い時期から始めるのが好ましいと思います。
一つのことにだけ長く集中してきた人が、いきなり全く違う道の選択を進められても、その先をイメージすることは容易にできません。
人はイメージなくして行動はできないのです。
そして人生はできないことの連続です。
そのできないこと一つ一つを結果として捕らえるのではなく、軌道修正する為の機会であると気付けることが大切と思います。

努力しても結果が出ないことは当然たくさんあるわけです。
この場面での軌道修正とは様々なものがあります。

● 努力の内容に変更が必要だ(練習内容、計画性。。。)
● 環境を変えることが必要だ(場所、チーム、仲間。。。)
● 同じフィールドでも、違う立ち位置なら活躍できそうだ(種目を変える、ポジションを変える、選手からコーチ。。。)

こういったことはもちろん自分ひとりでできるようにはならないでしょう。
だから様々なポジティブな成功イメージを持つように子供の頃から大人がサポートしてあげることが大切なのです。




自分の子供たちのことを考えてみました。

「こういう時期は自分の子供たちにもいずれ来ること」を親として理解しながら、どのように子供に接するか。
私はこのようにやっていきたいと考えます。

長男は学校での勉強が非常に得意です。
しかし彼の大好きなことはサッカーです。
運動センスにおいてはお世辞にも優れていると言えません。
この場合、明らかに彼は思春期(15歳)ころにある程度の決断はしないといけないでしょう。

逆に次男はあまり勉強が得意ではないですが、大好きなサッカーにおいては才能を見せています。
彼は環境が整っていたら、もしかしたらかなり長くサッカー一筋の人生を送れるかもしれません。
しかしながら、いずれ訪れるであろう「現実を理解すべき時」。
これが先延ばしになるほど、彼の新しい道のスタートも遅れていきます。

私ができるだけやっていることは、子供の才能を見出せるよう、日々観察し続けること。
将来的に人間として素晴らしい人生を送りたければ、「好きなこと、得意なこと、社会に必要とされること」。
この3つがすべて満たされる人生であれば、どんなに幸せでしょう。
ここに現実を見なければいけないときのヒントがあります。

私は世間の保護者の方と同じで、子供たちには好きなことはずっと続けてほしいと思っています。
いずれ訪れる「現実を理解すべき時」に、「よくがんばったね。あきらめるしかないね。」とは言うつもりはありません。
為末さんが言っていたレベルとは比較できない話ですが。
私は子供たちに好きなことの中に、自分の得意なこと、つまり才能を生かせる場を探して続けてほしいと思ってます。
子供たちは自分のどこに才能があるか?ということについてはほとんど理解していません。

参考までに、過去に読んだリサーチや本によれば、周囲が「君は○○○が上手だねえ~」なんていうことに対して「そうか、自分はこれが上手なんだ」と反応しながら、それが得意な自分を演じていくのだそうです。
逆に言うと、周囲の対応によって「才能」を作ることもできるそうです。

それはさておき、一番身近にいる保護者が子供の才能を垣間見たら、すぐさま褒めて子ども自身にそれを認識させること。
これがとても大切と考えます。
なんでも良いので、子供たちが上手にできたことを即座に褒める。
子供たちが「○○○できたんだよ~!」なんて言ってきたら、必ず目を見て笑顔で「それはすごい!!」と言ってあげます。
こんなことを繰り返すだけで、子供たちは上記したように良い方向に演じ始めるのです。
私ができているとは言いませんが、日々そうするよう意識しています。

大まかですが、子供たちは12歳、15歳、18歳あたりで心理的な変化が起こります。
それは受身学習していた子供たちが、どんどん物事を自分で考え行動しようとしていくからです。
自分で自分のことを考えることができるようになるということは、自分の進路も自分で決めたくなるということです。
その時に、彼らも自分の「好きなこと、得意なこと、社会の役に立つこと」などを基準に悩むわけです。
思春期になれば、自分で物事を決めたいと強く思ってますから、大人の言うことをそのまま受け入れるようなことはできません。
ですから、この時期までに子供の可能性を広げておくため、言うことを聞かなくなる前に保護者はある程度子供の才能を育てておくことが重要です。
才能を育てるとはつまり、できるだけ多くの「好きなこと、得意なこと」を持たせるということです。

例えば私の長男が15歳で「現実を理解すべき時」に面しとき、彼に多くの「好きなこと、得意なこと」が存在すれば、彼はその時点で絶望することはないでしょう。
まだまだ彼が自分をアピールできる場があるということであり、それは精神的に多くの逃げ場があるということです。
それに気付くには当然周囲の言葉が必要です。
それは保護者であり、指導者でしょう。

大人は子供に限界が見えても、「これ以上続けても無理だ。あきらめよう。」という伝え方をしてはいけません。
これはその先がない、つまりそこから前に進むことはできない、という未来を否定するものです。
「そろそろこっちの道も進めてみないか?」という、次の進む先を与えてあげることが、最良の対応であると考えます。
ですから情熱を傾けてきたことを止める必要もないし、ずっと楽しみ続けると思うんです。


もうオリンピックが始まりますね。
選手たちはメダルが取れるか取れないかは関係なく、この世界最大級のビッグイベントの後はこの先の人生の歩み方を再考することになります。
アスリートの次の人生。
私はずっと応援して行きたいと思います。
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