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カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

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プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

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2013.04
28
以前のブログ記事で「足りないことが人間を進化させてきた」ということを書きました。
最近自分の子供や近所の子どもを見ていて、これを実感させれました。

例えば我が家の息子①。
好きなサッカーには集中しますが、非常にムラがある。
好きではあるけども、決められた時間にいつも「行く行く!」となるわけではありません。
まあこういうのは子どものよくある例だと思います。

一方近所の中学生くらいの子ども①。
一人はシングルマザーに育てられ、生活も厳しい環境に育っています。
性格は結構おとなしく、学校では友達が少なくいじめられているらしい。
3,4年前から急にサッカーに目覚め、急激に上達し、現在ではバンクーバーの強いクラブチームに合格してメキメキと活躍し始めています。

もう一人②もシングルマザーに育てられ、こちらも日々貧乏な生活の中、太りやすい体型で俊敏な運動は苦手ながら、運動センスを活かして多くのスポーツを器用にこなします。

どちらも大変な家庭環境と厳しい経済状況の中で、大変な生活を支えようとしている母親を見ながらここまで大きくなっています。
私はこの子供たちの深層に「母親には頼れない」とか「自分がやりたいことを何でもできるわけじゃない」という心理があると想像しました。
小さな頃から制限のある生活の中に生き、常に様々なことに対し我慢を覚えねばならず、その裏では何かに対する飢餓感があったはずです。
私は環境こそ違うものの、幼い時からこのような心理を持って育ってきたので、勝手にこのように想像したわけです。


私はこの「飢餓感」が子どもたちの成長に影響を及ぼしていると思ったわけです。
「飢餓感」こそ「足りない」ということですから、人間を進化させる要素ですよね。

「飢餓感」を持っている状態では、何か見つけた時の集中力は非常に高いと想像できます。
何でも手が届き、そしてやって良い状況では、(おそらく)集中力は分散すると想像します。
もちろんその中でも好きなことにのみ集中力を注ぎ込める子もいるでしょう。


例えば天気の良い週末に、外で遊ぶか?ゲームをやるか?
お恥ずかしながら我が家の子供は半々の行動をとります。
(わが家は決して裕福ではありません。むしろ。。。)

しかしながら先に紹介した近所の子どもたちは、大抵好きなスポーツに時間を費やしているように思います。
①の子供は家庭環境もありますが、学校ではいじめられ居場所もなかったはずです。
彼がどこに自分の居場所を作るか?
限られた環境の中でできる好きなことの中にその居場所を探すでしょう。
だからその自分で選択した居場所への集中力はスゴイものになるわけです。
サッカーも幼少からやっていれば大変有利です。
しかしこの子がサッカーをやりだしたのはゴールデンエイジも過ぎた13歳ころからです。
それもこの山奥のウィンターリゾートという環境の中ですから、良いコーチがいるわけでもなく、チームもやっとこ人数をかき集める程。
当然冬はサッカーをできる環境ではありません。
その彼が現在、数年のサッカー経験だけでバンクーバーという大きな都市のクラブチームに合格しプレーしているという事実。
これは彼がやっと見つけた、彼の存在価値を認めることのできるたった一つの居場所であるということ。
それが強い「飢餓感」を一気に埋める強い集中力を生み出しているからと想像するわけです。

「トレードオフ」という言葉がありますが、幸せな家庭環境を得られない代わりに、一つのことに集める強い集中力は得ていると言えないでしょうか。

必ずしもこのような状況がいつも当てはまるわけではありませんが、こういう環境が一つの強い集中(情熱)を生み出していると思ったわけです。


「飢餓感」がなくても好きであることで一点集中できる子どももいるでしょう。
しかしいろんな世界でエリート教育を受けてきた人間ばかりが成功していると言えるでしょうか?
むしろそこから外れて生きてきた人間の成功の方が多いかもしれません。

またまたサッカーの話ですが、サッカー選手には厳しい環境で「飢餓感」を持ってやってきた話が多いです。
中澤、闘莉王、本田、長友。。。
サッカーのスーパースター「クリスティアーノロナウド」の子供時代にも同じようなものを感じました。(「
ロナウド読本」より)

以前読んだ日本期待のスノーボード選手「角野ユウキ」のインタビュー(Transworld SNB Japan)でも同じことを感じました。
彼も学校では居場所がなく、それが結果としてスノーボードにより集中することになったようです。
スノーボードに自分の居場所を作り、居場所のなかった飢餓感によって、そこだけはもう誰にも譲らない!という程の強いメンタリティー(集中力、決意、覚悟)を持つことになったのでしょう。


スポーツのトップ選手や職人などの世界では共通点があると思います。

● 現状に満足しない
 
つまり常に満足することがないので、そこには「足りない」という「飢餓感」が生み出されていると考えます。
自ら「飢餓感」を作り出していると言えるでしょう。
エリート教育された人間は、このような「飢餓感」をどれほど経験するのでしょう?
これは指導者次第かもしれません。
しかし望まずして環境に恵まれなかった人間は、「飢餓感」を持たざる得ません。
自らこの「飢餓感」を作り出す人間は、自分の進化のためにこれが必要であるという深層心理を持っているのでしょう。


サッカーの雑誌にこんなことが書いてありました。

「上手くても好きではない子は頑張れない。上手くなくても好きな子は頑張れる。」

適度に「飢餓感」を持った子が好きなことに打ち込んだ時の結果、そしてそこに本人の才能も加わったら素晴らしい結果が出ることでしょう。

保護者&指導者の皆様、参考までに。
飢餓状態が埋められた瞬間に褒めることの効果は非常に大きいそうですよ。
褒め続けながらも、いつも子どもたちが何かしら乗り越えたいと思う壁を持っているのか?
そんなことも気にしておきたいですね。

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