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カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

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プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

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2012.07
19
今年のウィスラーも最初は気温が上がらず昨年同様寒い夏になるのか。。。と心配してましたが、最近は毎日30℃越えの毎日です。
ブラッコムグレーシャーも今月末まで滑れます。
春と夏の初めが涼しかったお陰で、この夏のグレーシャーは雪がたくさんありますよ。
キャンプには多くのプロライダーと、プロ以上?に上手いジブ系ローカルライダーが凄いスキルを見せ付けてます。

Camp of Champions - Snowboard - Week B 2012 from Camp of Champions on Vimeo.



Camp of Champions - Snowboard - Week C 2012 from Camp of Champions on Vimeo.



さて、そんな夏のグレーシャーに上がるリフトの上で、あるカナディアンのお母さんと一緒になりました。
話題はお母さんの3人の子どもたちのこと。

このブログを読んでいる方にもスポーツ一家の方がおられるかもしれませんし、子どもにスポーツで活躍することを期待されている方もおられるでしょう。
今回はこのお母さんから学んだことを、指導者として、また親としての視点から書いてみます。




このお母さん、聞いてみると実はグレーシャーで長女がチームのトレーニング(スキーフリースタイル)で滑っているのを見に来たとのこと。
このご家族はオンタリオ州というウィスラーとはカナダの真反対にあるような遠いの所から来られていました。
もちろんオンタリオ近郊に大きな山などありません。

長男はニュージーランドでチームのトレーニング(スノーボード)。
この長男長女ともにオリンピックを目指していて、どちらもスポンサーが付くほどの腕前なんだそうです。

ちなみに次女はスノーボードが非常に上手く才能があるそうなんですが、彼女はスポーツをより学術的に学ぶ道を選びたいと言っているそうです。

私はこのご家族に大変興味を持ち、質問攻めにしてしまいましたが、お母さんも乗り気でどんどんお話を聞かせてくれました。




まず気になったのは、このお母さんの3人の子どもたちがどんな幼少期を過ごしたのか?というところ。
やはり雪山が身近にないわけですから、どういう経緯で雪上スポーツでオリンピックを目指すなんてことになったのか?不思議ですよね。

まずご両親は彼らにカナダの国技アイスホッケー、それと体操をやらせていたそうです。
当初お母さんは、元気がよく運動が得意な子どもたちの将来について悩んだそうです。
しかしお父さんは「子どもたちが好きで得意なことを、ただどんどんやらせてあげればいいんだよ」と言ったのだそうです。
さらに「親ができることは金銭面でのサポートだけだ」とも言っていたそうです。

「子どもの好きなことをやらせる」ことは、もちろん「意欲(自発性)」が高いですから、その学びの効率は格段に良い事になります。
「好きこそ物の上手なり」ですね。
「得意なことをやらせる」のも、子どもの「自信」を更に高め、いずれそこに自分のアイデンティティー(居場所)を確立していきます。

さて、しばらくして長男がアイスホッケー、長女は体操、次女は。。。といった複雑なスケジュールの影響で、家族が一緒になってひとつのことを楽しめる時間がなくなっていったんだそうです。
そこでご両親は家族で何かを一緒に楽しめるスポーツがないか考えて、15年も続けたスキーにも飽きていたし、思い切ってご両親はスノーボードを始めたとのこと。
そして長男と次女はスノーボード、長女はスキーを始め、そして今に至るのだそうです。




私はここで一つ面白い現象を発見しました。
カナダのトップスノーボード選手の多くは、実は山が小さい東の出身者がほとんどで、逆にこの北米最大級のウィンターリゾート、ウィスラー高校の実態はというと、スノーボーダーは数えられるほど少なく、(スノーボードでなく)スキーをやっていたとしても競技として本気でやっている子は決して多くはないのが現実なのです。
もちろんウィンタースポーツとしての環境も良いですし、最近は裕福な家庭も多いので、恵まれた環境の中スーパーキッズのような子どももいますが、ここ10年くらい見る限り、ウィスラーのスーパーキッズは皆ティーンエイジャーの頃にドロップアウトしてしまってます。

我が家の子どもも、私がスノーボードを仕事として毎日仕事で山に上がっているにも関わらず、「スノーボードをしたい!」などとはほとんど言いません。
長男は10歳になって親友がスノーボードを一緒にやるようになって、やっと「スノーボード大好き!」になりましたが、決して親の影響で「スノーボード大好き!」にはなっていません。

お母さんはこの話を聞いて「え~?!」って不思議がってました。

実は現在の日本のスノーボーダー事情も同じです。
雪国出身のプロもいますが、それ以上に雪山のないところ出身のプロも多いですよね。

なんでこんなことが起こるのか?

私は雪国出身なので、この事情はよく分かるのです。
いつでも気軽にスキー場に滑りに行ける状況だと、人間は案外すべりに行かないのです。
これはおそらく進化の過程で足りないことが人間を進化させてきたという事実から、足りていることは退屈で、足りないことに魅力を感じるからではないでしょうか。

雪山のない人間は、この逆で、雪山に行きたくてしかたないのでしょう。

ここで「意欲(自発性)」の強さで大きく差がでますよね。
おそらくこれが雪山のない土地の人間が上手くなっていく仕組みなんだと思います。





そしてこのご両親は、子どもたちが思い切って好きなことに打ち込めるように、金銭的なサポートを継続し、指導はプロに任せ、自分たちはとにかく傍から子どもを応援することに徹しています。

よく聞く、親が子どもに自分の夢を背負わせるような、また強すぎる期待を掛けるような、子どもがバーンアウトする悪いパターンの真逆です。

このご両親が自身の子どもたちに最良の対処をしてきたのかは分かりません。
指導のプロというわけではないのですから。
しかし極めて子どもが自然に育っていける環境を用意してきたのは事実です。

このブログを読んでおられる方で同じ状況かもしれない?人もおられるでしょう。
ご自身の子どもたちを真剣に心配されるのであれば、まずはできるだけ勉強されてください。
(手前味噌ですが、私のブログでも確かな情報を得ることができます。ぜひご覧ください)

次に子どもたちともっと共に時間を過ごし、そして話を聞いてあげてください。
もちろん笑顔でポジティブに。

金銭的なサポートができることは、環境準備において非常に強力です。
しかし経済的に厳しい家庭も少なくないでしょう。
我が家も同じです。
しかし子どもがストレスなく、興味を示したことを思い切り体験できる環境準備は、インターネットを駆使したり、周囲のつながりを利用することで、どんどん「最良」に近づけることかできます。
極力保護者のエゴや(日本人に深く根ざす)羞恥心がこれを邪魔することなく、ただただ子どもの明るい未来を想像しながら、全力でできる行動を起こして欲しいと思います。

子どもたちは自分たち(親)の意思でこの世に生まれ、自分たちの遺伝情報を受け継いで、次の世を強く生きていくべき存在です。
今の自分(親)の人生より、未来の子どもの人生をより良くしてあげることこそ、本当の幸せだと思いませんか?
「かわいいかわいい」とか「やれ!」と言っているだけでは、子どもたちは次の世の中を強くポジティブに生きていくようにはなりません。
できる(保護者としての)勉強と行動をどんどんやっていただきたいと強く思います。

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