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カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

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プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

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2012.07
11
Category : コーチング
私がカナダに初めて来たのが1990年。
その時代はもちろんインターネットなどなく、日本語のテレビどころか読み物(新聞)でさえ身の回りにはありませんでした。
今のウィスラーはあちこちに日本語、地元の人間は会社の経営者など裕福な人間ばかりですが、20年以上前の山奥のリゾートには日本人などは少なく、地元の若者はヒッピーみたいなやつばかり。
ですから(私の場合)海外に長期滞在するにはかなりの覚悟が必要で、非常に大きな物を背負っていたように思います。

さて、最近は海外もとても身近で、カナダにいながらインターネットで常に最新の日本の情報や、TV番組まで即座に見ることができます。
日本にいても同じで、海外の情報は簡単に得ることができるので、最近は海外も非常に近く感じるせいか、かなり気軽にカナダに来ている若者が多いと感じます。

例えばワーキングホリデービザの若い人に「なんでカナダに来たの?」って聞いて、それに情熱を持って応えられる人が非常に少ない。
「なんとなく。。。」とか、「海外に来れば何か変わるかなって思って。。。」という人が多いのです。

私の現場(専門学校)には、さすがに大金を払って自分でやりたいコースを選んだくるので、あまりなんとなく来る人はいません。
しかしどこか「なんとなく」に似た人種も多いのです。
それは日本人特有の「払ったんだから与えてくれ」という受身、他力本願な人種です。
日本という国はおそらく世界一のサービス大国です。
ですから私の現場の生徒のような受身で他力本願な人が多いのもうなずけます。

さて、この2つの人種「なんとなく」「他力本願」には共通項があります。

「自発性」です。

以前の記事で「自発性」が学びの効率において非常に重要であると書きました。
脳科学では、自発的に何かを「やりたい!」と思った時に、脳内では空白部分を作り、そこを積極的に埋めようとするのだと言っています。
ですからその時の脳の吸収力は非常に高いのです。

「他力本願」のタイプは、目的は持っていますが「自発性」がありません。
何にフォーカスするか決まっているのは良いです。
しかしそこに具体的な学びへの欲求(自発性)がありません。
もったいない。。。

一方「なんとなく」のタイプは、まず目的がない上に、その影響で「自発性」も持てません。
行き当たりばったりで目的となるものを見つけるかもしれませんが、これはギャンブルと一緒で、最悪何も見つけられずに決められた時間は過ぎ去って終わります。

私がこの仕事を始めて間もない頃は「いただいた学費分はしっかり提供しないとプロではない」と思っていました。
ですから生徒の理解度よりも「どれだけ自分が知識と情報を与えることができるか」が重要だと思っていて、その通りにやっていたのです。

しかし毎年1年の最後に、ぜんぜん成長していない生徒を目の当りに、自分のやっていることに疑問を持ち始めました。

そんな生徒の特徴は。。。

●何度も同じ質問を繰り返す
●随分時間が経ってから文句を言ってくる(成長していないことを何かのせいにする)

この問題の共通点がお分かりでしょうか?

「思考力」です。

私は生徒達に、自ら考えさせることをさせてこなかったのです。

「お金を払ったんだから何もしなくても与えてくれるだろう」と思っている者は、知識をもらうことを当たり前と考え、さらにひどいのはその知識の活用法まで与えられるまで待っています。
つまり与えてばかりでは考えなくなるのです。

知識を詰め込んでも、頭を捻って自分なりにその知識を使えるようにならないといけません。
頭を捻るとは、自分の脳内でシステムを作り上げる作業なのです。
自分なりに情報(知識)同士をつなげる回路(システム)を構築していかなければ、詰め込んだ情報(知識)の価値はまったくありません。
情報の使い方を教えてくれる人がいないとどうしていいのか分からない。
何かを教えてもらったんだけど、教えてくれた人がいなくなった途端に、自分ひとりでは何もできないことをに気付く。

これらはつまり与えられた情報(知識)を自分で考えて、自分で使えるようにしてこなかった証拠なのです。

何度も同じ質問を繰り返すのはこのせいです。
また、成長できないことを何かのせいにするのは、何で成長できなかったのか自分で答えが見付からないからです。
行き詰まって逃げ場がなくなり、そこで逃げ場を作るように何かにその責任を負わせようとするのでしょう。

そしてこんな経験を何度もして「本当にその人を育てるには、この2つをいかに身に付けさせるかが鍵」だと気付いたころには、すでにこのコーチ業を始めて5年くらい経過していたかもしれません。

今一度、それがこの2つ。

「自発性」と「思考力」。

この2つが備わった時、学びは最高の結果を生み出すのです。

私は現場でこの2つを引き出すために様々なことを試してきました。
まだ私も手探りですが、1年経過した生徒の多くは、少なくとも自分で考えて行動できるようになっていると思います。

1. 基本知識を与える(知識)
2. 教わったことは記録させる
3. 教えたことを生徒が覚えているか、確認しながら練習を進める(思考トレーニング)
4. すぐに答えを言わずに、少し考える時間を与える(思考トレーニング)
5. 応用知識(状況に応じた考え方)を与える
6. 自主トレーニング形式のレッスン(思考トレーニング)
    教えたことを自己管理できるか確認
7. 自主トレーニングの管理において指導(知識)
    どんな理由でそのような自主トレーニングの内容にしたのか?
8. 生徒からの質問が出るか、その質問内容の質などを確認(自発性)
9. コーチが付かない自主トレーニング時間をスケジュールに入れる(自発性&思考力)


できるだけ彼らに考える時間を与え、できたことを誉めるのも大切でしょう。
誉めることで更に「自発性」は増幅されますからね。

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まとめtyaiました【コーチングメモ ⑪】

私がカナダに初めて来たのが1990年。その時代はもちろんインターネットなどなく、日本語のテレビどころか読み物(新聞)でさえ身の回りにはありませんでした。今のウィスラーは...

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工夫

「思考力」と「自発性」、とてもわかりやすかったし、まさにその通りだと思います。

自分が合気の先輩や師範代から言われていた事は「工夫せい!」と言うことです。居合の先生からもそういう指導をされていました。

工夫...

これは、自発性がないとまず行動に移せないし、工夫っていうのは必然的に思考することを含みますよね。

その名のもとに、ひたすら技をかけられまくり、何度も何度もダメ出しされたワケですが(この点、ある程度誉めるっていうのはしてもらえると救われるよなぁ、とは思いました)。

でも、工夫することが身に付いたら、あとは自分でその先の稽古を続けられるんですよね。今では前述の先輩や師範代、先生の全てが亡くなられましたが、それでも少しずつ前進を続けられるのは、その皆さんが5,6年の間で工夫をするために必要なことは全て教えてくれていたからだ、と思えます。

現在活躍中の生徒はみんな、それと同じようなことをShuさんから学んだ子たちなんじゃないでしょうか。

Re: 工夫

居合いの先生のやり方は、おそらく最初から「意思(自発性)」のある人には有効なのかな。
自分が見てきたような現代の若者は、この「意思(自発性)」を引き出すことまで手伝ってあげないといけない。
お金もらってるからね。
だからそこを引き出すために、彼らの深いところまで話を聞いて、プログラムと彼らのモチベーションとなるものを関連付ける。
手間の掛かることだけど、指導者としてはスキルを上げられるし、また彼らが活き活きとして自分の作ったプログラムに取り組む姿を見れるのは幸せだし、更に目標を達成した彼らが喜ぶ姿は自分の達成感となる。
ゆっきーのように、自分が関わったことで、彼らがずっとこの先一人でやっていけるようになってたら最高です。