RSS
Admin
Archives

カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

スポンサーリンク
スノーボードコーチングプログラムカナダ最先端メソッドの「スノーボードウィズ」!!
コーチング無料体験、希望者も受付中!
お気軽に本ブログのメールフォームよりお問い合わせください!
また
「無料なんでも相談室」では掲示板に書き込まれたご質問になんでも無料でお答えしてますよ~!
どんどんご利用ください!!










カテゴリ
Twitter

Shu < > Reload

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
FC2ブログランキング
面白い!と思われたら是非以下をクリックください!

FC2Blog Ranking

にほんブログ村 スキースノボーブログ スノーボードへ
にほんブログ村
プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

最新記事
最新コメント
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
リンク
月別アーカイブ
Facebook
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek


2012.06
21
Category : コーチング
「一度に多くの課題を与えない」

当然ですが、例えばサッカーをしている子どもに「顔を上げて周囲を見ながら、ドリブルはボールを常に体の近くに置くこと。あ、それとパスするかシュートするかは状況で判断しろ」なんて言ってできるでしょうか?

「二尾を追う者は一尾も獲ず」

サッカーでは非常に多くの情報が次から次へと怒涛のごとく入ってくる状況ですから、子どもに複数の注意点を言ったところで脳内で処理する余裕はありません。
ですから、きっと子ども達はどれも満足に集中することができずに終わるでしょう。

以前のブログ記事でも書きましたが、知らないことやできないこととは、脳内で神経がどこの神経回路とつなげるか一生懸命あちこちで探し回っている状態です。
脳内では一つのことの為にあちこちが活性化されていますから、当然複数のことを同時に判断することはできないのです。

しかし傍から見てると色んなことが見えてしまって、それも全部言いたくなっちゃうもんです。

自分で自分の練習を管理する場合も、指導者(友人)などがアドバイスを与える時も、まずはそのパフォーマンスを改善する為にはどこが最優先事項なのか?そこを明確にすることが重要です。

たくさん目に付いても、それらを全部リストアップしてから優先順位を付けましょう。
最初に書いた子どもの例だと。。。

例:
1.ボールを体の近くに置いてドリブル
2.周囲を見ながらドリブル
3.パス?シュート?

こんな感じです。

しかし優先順位を決めたからと言って、結局子どもに全部言ったのでは同じことです。
まず1番の項目ができるようになってから、そこでやっと2番目の項目を口に出してみるのです。

「漢字の書き取り練習」で優先順位を考えるなら。。。

1.字が形になっている(読める)
2.音(おん)で読める
3.訓(くん)で読める
4.書き順が正しい
5.キレイに書ける

こんな感じです。





私が現場で教える場合は、まずその日(一日)の大きな課題を与える、または決めてもらいます。
その課題が決まったら、その日やる全ての練習はその課題にのみフォーカスするようにします。
どんなことをやっても、まず「決めた課題においてどうだったのか?」考えます。

例:

課題「エッジング」

練習 1:整備された斜面
    → できるだけエッジを立ててカービングターン
    → 斜滑降から180スピンで、エッジをどれだけ立てずに回せるか?
    → 直滑降から前足だけエッジを掛けて、後ろ足はフラットでスピンを掛ける

練習 2:BOX
    → できだけエッジを立てずに入ってアイテムに乗り、アイテム上ではフラットエッジ

練習 3:パークジャンプ
    → セットアップターンを小さくしてできるだけエッジを立てない
    → 抜ける時は前足でエッジング&後ろ足フラット

具体的にはこんな感じで、何をやっても良いけど「課題は忘れないでね」ということです。
他の課題が見つかっても、まずは決めた課題でどうだったのか?を先に考えます。
もちろん見つかった新しい課題を無視する訳ではなく、まずは決めた課題について考え、分析し、修正しようとします。
新しく見つかった課題はその次の課題として、後で子ども(選手)に「参考までに」伝え、後で一緒に考えれば良いのです。


サッカーの場合、例えば課題を「パス」とします。

1.壁に向き合い個々の正しいパステクニックを確認する
2.パートナーと向き合ったパスのコントロール
3.パートナーと走りながらパス
4.3人でパス
5.4人が小さな枠の中で動きながら番号順にパスを回す
6.ゲーム形式の中で2タッチ以内でパス

このようにその日の取り組み課題を一つに絞り、指導者はそれ以外のことについては多くを語らないようにします。




このようなシンプルな取り組み方を続けていれば、子ども(選手)も指導者(保護者)の考えていることを簡単に脳内で整理できます。
そして時間が経つにつれて、練習は自分で考えてできるようになるのです。

参考までに、カナダのイントラ資格の教本には当然ながら「話すことはシンプルにポイントを絞って」と書いてあります。
きっと会社でのプレゼンなんかも同じことが求められていると思います。

何かを伝えたい、理解してもらいたい場合は、まず自分の頭の中を整理して、ポイントをシンプルにまとめておくことが肝心ですね。

スポンサーサイト

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめtyaiました【コーチングメモ ⑩】

「一度に多くの課題を与えない」当然ですが、例えばサッカーをしている子どもに「顔を上げて周囲を見ながら、ドリブルはボールを常に体の近くに置くこと。あ、それとパスするかシュ...

Comment

非公開コメント

Student Centered Teaching

Student Centered Teachingでしたっけ?CASIかCSIAの教本にもあったような。

教える側は、どうしてもやっている本人よりもたくさんの事が見えてしまうし、気がついた事の全てを伝えた方がキッチリと教えてるっぽいから、全部言いたい!気持ちになってしまう。

一番大切なのは「こちらが伝えること」ではなく、相手にこちらが伝える知識なりテクニックなりを「自分のものにしてもらうこと」、ですよね。

自身の仕事も、常に伝えたい衝動との闘いの毎日、みたいな気持ちでいます。

それを考えると、居合の先生の「教えへん教え方」っていうのは偉大だったなぁ、と思えます。まだ上手く文章にまとまっていないのですが、ある程度形になったら、ブログにアップしようと思ってますが。

Re: Student Centered Teaching

さすがゆっきーだね。
コーチングコースでは「Athlete centered, Coach driven」と言いますが、ゆっきーの言うことそのものだね。
これはこの記事に関連するか分からないけど、自分もできるだけ彼らに考える時間を与えるようにしてます。
まずはシンプルにポイントを絞って教えて、次は彼らが自分の「思考」を使って、その教えた知識を使えるように育てていく感じかな。
これで大体CSBAアスリート2年目の生徒は自分で考えてトレーニングできるようになってます。
1年目から自主トレの時間を多く入れるのも、この「思考」を使った自己管理のためなんだけど、日本人特有の「払ったんだから与えてくれ」という受身、他力本願はなかなか手ごわい。
あ、これ次回の記事ネタにしようかな。

No title

>「払ったんだから与えてくれ」という受身、他力本願はなかなか手ごわい。
>あ、これ次回の記事ネタにしようかな。

コレ、すごく興味ありです。記事アップ、楽しみにしてます!