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カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

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プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

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2012.12
24
カナダのスノーボードターン技術 ②

最近「スノーボードウィズ」のレッスンはずっと中級フリースタイルレベルだったのですが、フリーライディングが上手くなりたいというリクエストが必ず出ます。
そうするとまずどんなところでもキレイなターンをして下りてきたいと思うようです。
そしてまずはターンのレッスンとなるのですが、大抵はこの基本となるところから必ず修正することになるんですね。
では見ていきましょう。


随分前にカナダのターンメソッドの基本「5スキル」をご紹介しましたね。
今回は「5スキル」ピラミッドの土台となる最初にチェックしないといけない重要なスキルをより詳細までご紹介しましょう。

<br />CASI 5skill


1.「Stand & Balance」

復習になりますが、運動するための基本となるのは「姿勢(立ち方)」です。
人間が効率良く体を動かすには、パフォーマンスに合った体軸の角度や、関節の角度、重心の位置などがあります。

まずは立ち方を分析する4つの要素を紹介しましょう。

① 左右バランス

a 324a 377

「ノーズ ⇔ テール」側へのバランスです。
よくある失敗例は、初級レベルに起こる「体軸の後傾」。
中級レベルでも起こり得るのは「前足荷重のターン」によるターン後半での大きな板のズレ&転倒。
上級レベルで起こり得るのは「スピンの抜け」でのノーリー。


② 前後バランス

a 223a 246

「トー ⇔ ヒール」側へのバランスです。
よくある失敗例は、初級~中級レベルに起こる頭がトー側に倒れ、お尻がヒール側にはみ出す状態。
板の幅に対して頭と腰が大きくはみ出すので、やじろべー状態(逆三角形)です。
上級レベルではジャンプのアプローチでの頭がトー側に倒れる状態。
これは見えている視界が斜めなので、耳の奥にある三半規管に影響しバランスも保つことを難しくなり、抜けでも軸が傾いて飛んでいきます。


③ 上下バランス

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姿勢の高さです。
これは後程「足場と重心の関係」で説明します。


④ 回転バランス

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パフォーマンスに合った方向を向いているか?ということです。
パフォーマンスを邪魔するよくある例として、ターン方向と逆に体を捻ることがよく見られます。
左にターンする場合は下半身から同じ方向に捻り、それに上半身が付いてきますが、ここで上半身を反対回りに捻ると下半身は十分進行方向に先行動作を入れることができません。
ジャンプでスピンを掛けることも同じことです。



以上を知っておけば、バランスの捻じれ、不自然はすぐ分析できます。
しかし4つの要素を一度に修正するのは非常に難しいものです。
まずはどれかに絞って、一つずつ修正していきましょう。



以上を踏まえてカナダのメソッドでは「Balanced Body Position」という基本姿勢を明記しています。

<基本的なバランス>

 ⦿ 高い姿勢
 ⦿ 足首、ヒザ、股関節を軽く曲げる
 ⦿ 手は見える範囲で脇に軽く広げる
 ⦿ 目線は進行方向に向ける
 ⦿ 尻と頭は板の上
 ⦿ 背中はまっすぐ
 ⦿ リラックス
 ⦿ ヒザはくっ付けない

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その他カナダのメソッドに掛かれている基本知識を私の私見も加えてご紹介しましょう。

<重心と足場の関係>

a 253-2

自分の重さの中心(重心)と、立っている土台(足場)の関係は考えたことありますか?
どんな建物でもそうですが、土台が細くて上が太いなんてものはなかなか見ることはありません。
そうです、土台というのは広くて、その上にある物は全てその土台の範囲に収まってこそ安定しています。

スノーボードも同じで、土台があります。
それが足場ですが、例えばそれは両足のスタンス幅ですし、板の長さ&太さだったりしますね。

またボックスに乗ったときとレールに乗った時では、そのアイテムの太さが足場に影響します。
レールに板を横に乗せている場合、スタンス幅は関係なく、乗っているレールの太さのみが足場です。
非常に狭い土台しかないということですね。

ちなみに「重心」とは足場の上に乗っている体の重さの中心ですから、真っ直ぐ立っている場合は大よそヘソの下あたりですね。
ですから普通に雪上でターンしている分には、重心は大抵足場の範囲(両足の間)に収まっていますが、レールでは土台(足場)が非常に細いですから、レールの細い足場上に重心が乗らないと落ちるわけです。

またプレスの強いライダーは、重心が両足の枠から外に出てもバランスを保つわけです。
非常にバランスが厳しい点の足場に乗り続けるということです。



スタンス幅も同じですね。

some snbder
Shawn White

広ければ土台が広いわけですから、単純にバランスは保ちやすいわけです。
狭ければ逆です。

しかし単純に「バランス」だけでスタンス幅(土台)は決められません。
例えばプレスする場合、ノーズ側、テール側に体重移動する場合、土台が広い場合と狭い場合で、どちらがより楽か?
スタンスが広いほどプレスするための重心の移動は大きくなりますが、狭いスタンスで同じくらい重心の移動をすると、ものすごくプレスすることになります。

またターンする際も、スタンス幅が広いと「踏む力」は広く分散しますが、スタンス幅が狭いと「踏む力」はより中心に集めて踏むことができるので、板はよくたわむわけです。

このスタンス幅についてはそれぞれのパフォーマンス、筋力、体のサイズに合った幅にすることが好ましいです。

ついでにバインディングの角度も話しておきましょう。
これは自分がどのようなスノーボードスタイルかで決めます。
例えばフリースタイルで両方向に5:5で滑る場合は両足とも同じアングル(角度)で良いかもしれません。
ただし人は普通に立っていてもどちらかに捻じれていたりします。
ちなみに私の場合は左に捻じれていますので、もしかしたら右12度、左-15度でちょうど真横を向くんだと思います。

ほとんど1方向にしか滑らない場合は、当然ながら上体を進行方向に向けやすい方が良いので、両バインディングの角度はより前を向いていた方が良いです。
スイッチの割合を考えてこの前後のバインディング角度は調整していくと良いでしょう。



<重心の高さと足場の関係>

高い重心と低い重心はどちらが安定するでしょう。
これも建物を例として考えれば明白です。
低い建物の方が地震で倒壊する確率は低いですね。
つまり重心が足場に近い方が安定するわけです。
しかし低い姿勢をキープしたら、安定はしても関節角度が極端に曲がってるので筋力は十分使えませんね。
できるだけ最大筋力を使える関節角度で立ち、その高さの中でバランスを保つスキルを養っていくべきです。



<ヒザを開く>(土台の安定)

これもカナダのメソッドです。
膝がくっ付いた立ち方、膝が離れた立ち方。
どちらが安定するか?
これは膝を開いた方が土台の幅&面積が広くなるので、明らかです。

とは言え、絶対ではありません。
あくまで比較した場合です。
バランスを崩しそうになったら、膝を開けばバランスを調整しやすいはずです。
例えばランディングですね。



以上はあくまで板が雪面に着いている(足場BOSがある)状態でのはなし。

参考までに、空中で足場がない状態で、どうやってバランスとるんでしょう?

これはプロの動画をいくつも見ると分かってくるんですが、空中バランスは最も重い胴体(頭から重心まで)の中心でコントロールできると良いパフォーマンスになります。
その中心がどこになるかというと、これは実は「みぞおち」辺りになるんですね。
どんなトリックでも空中にいる時は「みぞおち」を中心に運動をコントロールするように心掛けてみてください。



<足場の作り方>

以前の記事でも紹介しましたがカナダのメソッドでも書いているので今一度ご紹介しましょう。

皆さんはドッシリとした足場を感じていますか?
見た目がキレイでも足場を感じてなければまだまだバランスは保てません。

キーワードは「重力」!
重力に対して反発するように立つことで、足場を感じることになるんです。
重力と同じ方向にしゃがむより、反対方向に突っ張った方が、より力は感じるはずですよね?
ちなみに単純に体重が重いほど足場は感じやすいですが、素早い運動が難しくなり、強い筋力も必要となるので、体重はしっかり管理した方が良いですね。





<バランスを求められる状況>

バランスを必要とする状況を分析すると以下になるそうです。

1.止まった状態(ハンドプラント、テールロックなど)
2.直線的に動く状況(ジャンプ、圧雪された斜面でのターンなど)
3.回転運動(スピン、フリップなど)
4.以上3つがミックスされた全ての外力に対応する(フリーライディング、コブ斜面など)




さて、ここまでの「カナダのメソッド」による立ち方は基本中の基本で、実は常にどんな状況でも対応するものではありません。
ではここからは、より実践的な立ち方をご紹介します。

ちなみにこれらも既に過去の記事にいくつか紹介しています。


<パフォーマンスに合わせて重心は位置を変えなければいけない>

基本は先に紹介したカナダメソッドのように、ど真ん中が基本ではあります。
しかしながら、バカ正直にこの姿勢を保って滑ろうとすると、多種多様な状況には対応できないのが事実なんですね。
では対応する姿勢とはどういうものなのか?

1.後ろ足の上に腰と頭(少なくとも真ん中から後ろ足の間)
  あらゆる障害物は前からやってきますから、その衝撃に耐えるには最初から後ろにバランスを置くと良いのです。
  ただし軸は重力に対して真っ直ぐです!

2.上半身は軽く進行方向
  完全に横向きだとエッジ方向のバランスにおいて瞬時の反応に対応できません。
  しかし少々でも前向きになることで、このエッジ方向のバランスに即座に対応できるようになるのです。
  また前を向くほど尻は板の上に収まりやすくなりますので、バランスキープしやすくなります。

3.頭は重力に対して真っ直ぐ
  先にも書きましたが、頭が倒れると三半規管に影響しバランスキープを難しくします。
  また頭は重いので、頭を倒す度に重心を大きく動かすことになります。

4.足首を曲げる(ヒザではない)
  「膝を曲げろ!」と言われませんか?
  しかし足場ができていない人は下半身が浮足立っているので、突っ立った状態から膝だけ曲げるわけです。
  そうすると足首が伸びたまま膝を曲げて、結果として尻が板の外に出てしまうのです。
  そしてそのバランスを保つ為に頭をトーエッジ側に大きく倒します。
  明らかに強引なバランスキープです。
  まずは足首を曲げてください!

5.上半身はリラックス & 下半身はしっかり
  上半身をリラックスすると重力に対して素直に下に引っ張られるので重さが出ます。
  下半身は重力に対して真っ直ぐ突っ張るように立ち上がることで、上半身の重さに加えて更なる足場を感じることになります。
  しかし上半身リラックスとは言え、腰は力を入れて背中と肩はリラックスですよ。
  腰回りはいつでも緊張していないといけません。  


さらに即座にバランスを修正するには以下が大切ですよ~。

1.足首の可動域の広さと反射の速さ
2.全身のアジリティー(俊敏さ)= 速筋の発達
3.体重管理
4.視界の安定(頭の位置&角度の安定)



また時間を見て「5 Skill」をご紹介していきましょう。



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