RSS
Admin
Archives

カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

スポンサーリンク
スノーボードコーチングプログラムカナダ最先端メソッドの「スノーボードウィズ」!!
コーチング無料体験、希望者も受付中!
お気軽に本ブログのメールフォームよりお問い合わせください!
また
「無料なんでも相談室」では掲示板に書き込まれたご質問になんでも無料でお答えしてますよ~!
どんどんご利用ください!!










カテゴリ
Twitter

Shu < > Reload

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
FC2ブログランキング
面白い!と思われたら是非以下をクリックください!

FC2Blog Ranking

にほんブログ村 スキースノボーブログ スノーボードへ
にほんブログ村
プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

最新記事
最新コメント
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
リンク
月別アーカイブ
Facebook
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek


2011.11
22
Category : スノーボード
以前からTTR(メジャースノーボードイベントのほとんどを統括する最大組織)からFIS(オリンピック出場のための大会を統括するスキーの最大組織)に提案してきたオリンピックスロープスタイル競技に対するアイデアが、とうとうFISによって却下されたというニュースが、今月11日アメリカの大手メディアESPNより発表されました。

FISIOC(インターナショナルオリンピックコミッティー)の要請を受けて、スノーボード競技の管理を任されています。


提案は具体的にいくつも挙がっていましたが、要約すると「世界中にいるメジャーなスノーボーダーが効率的かつ平等にポイントが取れるように、彼らが例年のように出場しているTTRの主要大会もオリンピックへの予選大会として日程に組み込んでくれ」というものです。

現在シーズン中に行われるTTRのトップ大会(5&6スター)はすでに非常に多く、大会志向の選手達もそのスケジュールだけで非常に忙しいのです。

そのTTRに加えてオリンピック予選大会が加えられたら?
選手たちは忙しすぎて全ての日程に出場はできません。



FISはスノーボードというスポーツも、スキーのような「結果が全てのスポーツ」と捉えているようです。
そして大きな勘違いもしています。
それは以下の抜粋した記事内のFISのコメントにも表れています。

Our competitions are not perceived as hip or cool; FIS and the FIS Snowboard Committee are perceived as 'high and mighty' and heavy handed.

『我々FISの大会は「カッコイイ」とか「流行」として認識されている物ではなく、「高い、強い、極みの」レベルの物として認知されています。』


FISも上記のようにもっともらしい事を言ってますが、決してカッコイイとか流行っている事がスロープスタイルのジャッジングに影響はしません。
そして結局すごい技ができるだけでなく、その完成度や美しさ(スタイル)も評価に入るのは例えばフィギアスケートと同じです。



こんな状況だからFISの大会にはメジャー選手がぜんぜん出場してこないのです。
やはりスノーボーダーがスノーボーダーのために開催する大会というのは、その評価方法や大会そのものの楽しみ方においてスノーボード文化そのものを深く理解し、世の中のスノーボーダーの需要を確実に満たすものです。
それだけ試行錯誤を重ねてここまで築き上げてきたのです。
スノーボーダーがスノーボーダーらしい評価をされ、スノーボード自体を楽しめる大会があるなら、そちらに参加するのは当たり前ではないでしょうか。
その結果としてFISよりTTRの大会にスポンサーも集まるので、賞金も出るでしょうし、メディアも集まっているのです。



このFISの判断を受けて、記事内ではカナダのSebastian Toutantは「もし選ばなければいけないならTTRに出るよ。誰もFISの大会なんて出たくないからね。」とコメントしています。

またアメリカのChas Guldemondも「もしオリンピックが最高峰の大会なら、なぜ他の大会ではなく、誰も見向きもしないFISの大会のみが予選として認知されているのか?」と怒りの疑問をぶつけています。

またFISがオリンピック前に予行練習のように開催した「FIS Slopestyle World Championship」で優勝したSeppe Smitsでさえ、「競技コース、ジャッジング共に世界大会にそぐわないものだった」とコメントしているのです。

このように、FISは変にエゴを出さずに、経験のある、そしてスノーボードを競技としても納得のいく形で運営できるスノーボード組織に一任してしまえば、双方共にハッピーなのです。
何を持ってそこまで「意固地」になるのか全くもって理解できません。



ちなみに以下のようにFISTTRに返信した内容に、理由にもならない理由が書いてあります。

FIS is open to cooperating with TTR and its member Events to continue to develop the sport ... However this is a process that needs to begin at a lower level than the top events in order to build trust and understanding between the organizations and persons involved

FISはそのスポーツの継続的な向上のため、TTRと協力していくことには開放的(Open)です。しかしながら、トップイベントよりも低いレベルでの協力関係から始めることが、関係者と各組織の信用と理解を構築するため必須な過程なのです。」



もし「スノーボーダーがオリンピックに出たいのなら、そのように決まったルールに従え!」と誰かが言ったとします。
ではなぜIOCがスノーボードフリースタイルは2種目、スキーフリースタイルは1種目しか競技として認めていないのか?
それはスノーボード文化が今や社会でしっかり認知されていることで、オリンピックの価値を上げる要素のひとつとしてスノーボードを加えたかったからに相違ないでしょう。

さらに、IOCにスノーボード競技の管理を任されたFISは、なぜかスキーハーフパイプ競技においてはスキーフリースタイル組織FISとは全く関係の無い組織)にその管理を完全に任せているのに対し、スノーボードにおいてはTTRの全ての提案を却下したのです!

そしてここまでのFISの対応も記事に書いてありましたが、FISのその怠慢な仕事ぶりと「無視」を暴露しています。

さらにFIS側は「ルールを決めるのは私たちだ」とハッキリ書いたことを記事内で暴露されています。
本文全体は一見スノーボード組織にも気を使ったような書き方はしていますが、結局「頑として譲る気はない!」と言っているのです。

In fact, the perception is that we own the gold ... so we make the rules.

「実際のところ、我々FISは全て(オリンピックにからむ権利など)を持っていると認識しています。。。つまり我々がルールを決めるのです。」



スノーボード界の生きる伝説であり、TTRの発起人Terje Haakonsen(ソルトレイクで金メダル確実という状況で一人同じ理由で出場をボイコット)も以下のように声明(抜粋)を発表しています。

Snowboarders are dependent on a European ski organization to [make decisions about] our sport. Snowboarding is an American board sport and not European skiing. Until we can manage it, it is never good.
They only think about snowboarding when they are forced to do so for political reasons. As now, when all the snowboarding world will have an answer to the Olympic issue. We knew of course that they were going to say no because they protect their own monopoly.
They should be helping people around the world to get active in sports, but they are just big middle men that for their own benefit and power.
– Terje Haakonsen

「(オリンピックに参加する場合)スノーボーダーはヨーロッパのスキー協会に自分たちのスポーツにおける決定を任している。スノーボードはアメリカのボードスポーツであってヨーロッパのスキーではない。私達(スノーボーダー)が自らこれらを管理できるまで、これは決して好ましいことではない。
FISは政略的な理由で職権乱用する場合のみにスノーボードのことを考える。最近では全てのスノーボード関連の人間がオリンピックについて応える時、もちろん全員「NO」と言うことは分かっている。なぜならみんな自分たちのMonopoly(専有権、専業)を守りたいからだ。
FISは世界中の人がスポーツにおいて健全に過ごすことに尽力を尽くしているべきだ。しかしFISは現在単なる利益と権力のために邪魔をする存在でしかない。」



来月アメリカで開催されるDEW Tourなどで集まるトップ選手たちは、その機にこのオリンピック問題を真剣に話し合い、組織としての考えをハッキリと打ち出すようです。

最悪全員でボイコット。
またはトップ選手のみボイコットで2流選手のオリンピックになるのか。
以上の可能性を見せて、FIS側の譲歩を待つか。


全くどこかの国の政治社会、大手企業の裏を見ているようです。

今後はIOCが直接TTRにその管理を一任するようなシステムが理想です。
なんせFISはスキーが専門なのに、別の畑のスポーツを5つも管理しているそうです。(以下TTR側のコメントより)
知らないし上手にできないんだから、それぞれの競技組織に一任するのが自然で事をスムーズに運ばせるには当然の考えです。

テリエが言うように、アメリカで生まれたスノーボードというスポーツを、ヨーロッパで生まれたスキーの組織が傲慢に思ったように管理しようなんてのは所詮ムリがあるのです。


FISもアホウだが、IOCもアホウだ。
呆れる。。。
書いていてどんどん腹が立ってきます。(怒!!)

でもやっぱり世界中の人にスノーボードを知ってもらうにはオリンピックが一番です。
まずは無事にトップ選手が参加するオリンピックになるように応援しましょう。


こんな状況で最近TTRからアップされた映像がこちら。
スロープスタイルって何?って、正に今回のことを受けて作られた映像みたい。。。





以下は以上の記事を書く際に参考した記事です。

FIS rejects TTR proposal, talks end


Snowboarders react to FIS decision


FUCK FIS - Slash Snowboarding

スポンサーサイト

Comment

非公開コメント