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カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

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プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

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2011.10
02
「4.興味」「5.意思」「6.努力」  「覚悟」



以前、子どもが成長する過程で、以下の要素が以下の順序で子どもの最終的な能力を決定していくという仮説をご紹介しました。
随分前のシリーズなので、読んでいて意味が分からなくなったら過去の記事を復習してみてください。


1.「才能」
両親から授かった遺伝情報(人間が進化する重要要素)を元に、脳内と体内に神経回路が構成され、産まれ持っての「才能」が形成される。

2.「環境」
与えられた「環境」の中で、

3.「性格」
人間(子供)それぞれの「性格」が育まれ影響し、

4.「興味」
「性格」が「興味」を生み、

5.「意志(意欲)」
「興味」が「意志(意欲)」を作る。

6.「努力」
「意志(意欲)」を持って取り組むと「努力」となり、これを早く(若く)始めるほど(才能とは関係なく)神経は急速に伸びるチャンスを持っている。
これを始める年齢が遅れる(ゴールデンエイジの後)ほど神経の伸びはゆっくりとなり、効率が悪くなる。



上記の1~6の要素と順番を確認しながら読み進んでいってください。

まずはそのやっているスポーツへの「4.興味」から考えてみましょう。
これはまずは「好きかどうか」ということです。
そのスポーツに対して「才能」を持ち、「環境」も与えられ、「性格」も向いている。
しかしその子の「興味」は全く別のところ(芸術、科学、友達。。。)にあったら?
きっと続かないでしょうね。

さて「興味」の次にくる「5.意思」は同じように聞こえますが少々違います。
「5.意思」がどれ程強い物かで次の「6.努力」のボリュームが変わってくるからです。
ただ「才能」と「環境」が揃っていて、ある程度まであっという間に上達した選手がいたとします。
しかしその選手が今後世界のトップを目指す、例えば布施忠プロや国母和宏プロのようなレベルまで高みを目指すのであれば、これはもう「才能」と「環境」、楽しいだけでは足りません。
世界には才能を持った人間など星の数ほどいるのですから。
日本のプロには高いセンスを感じさせる上手いライダーがたくさんいます。
しかしなぜ世界に出て活躍するようなライダーが少ないのでしょう?
上記した内容から考えると、「意思」のレベルが左右しているように思います。

その人間の持つ「意思」がどれほど強固な物なのかで、それは「覚悟」となり、どれだけ自分の限界を引き上げれるのかが決まります。
「覚悟」することで自分が設定していた「リミッター」を外すことになるのです。


<参考に 1>

以前元テニスプレーヤーの松岡修造さんが言っていました。
「日本人は日本人にしかライバル心は持てない」
つまり海外で戦っていても、見た目も言葉も違う人間は同等の人間として比較対象にはならないのだそうです。

高いレベルの環境に身を置いても、同じ環境にいる高いレベルの選手を比較対象にできないということは、確かに「興味」は持っていますが「意思」の段階でレベルを高めることができません。
そして自分の「リミッター」を外す「覚悟」に及ばないのです。
「外人だしな、そりゃあ上手いわ。。。」とか「自分は日本人レベルなら結構いけてる」とか。。。
つまりリミッターを付けているわけです。

これは私が見てきた多くの日本人スノーボーダーにも当てはまります。
何年も前にウィスラーに修行に来ていたKKプロに「そんだけ上手いのに何で海外を拠点に活動しないの?」と聞いたことがあります。
彼は「いやあ自分はまだ全然未熟なんで。。。」と言いました。
だからこそ日本ではなく海外で揉まれるべきなのに。。。と残念な思いをした経験があります。
あの時彼は17歳、現在はおそらく21歳。
あの頃から海外を拠点にしてたら今頃どうなってたんだろう?

ここで少し話が反れますが、上記の話しに関連した茂木健一郎さんのTwitterをご紹介しましょう。

ブレイクスルーについての連続ツイート

ぶれ(1)なでしこジャパン、ワールドカップ優勝おめでとう! これは凄いことです。ブレイクスルー(突破)です。そして、この突破こそが、今の日本に求められていることではないのでしょうか?!

ぶれ(2)今の日本はいろいろ問題をかかえている。構造問題も見えてくる。その中で、ダメなところのチェックも大切ですが、本当に日本を変えてくれるのは、今までできないことができた、というブレイクスルーだと思うわけであります。

ぶれ(3)日本の野球で言えば、イチローさんの大活躍、そしてパイオニアとなった野茂英雄さんの勇気ある挑戦が、風景を変えてくれました。挑戦せずに、日本の中だけであれこれ言っているよりもよほど強烈なメッセージを、わかりやすくインパクトのあるカタチで示してくれたのです。

ぶれ(4)人間は、「自分はこの範囲の世界で生きなくてはならないんだ」と思うと、だんだんチマチマしてきます。ところが、ドアが開いて、いきなり広い世界が見えると、「なあんだ、そんなことしちゃっていいのか!」と、一気に開放され、生きるエネルギーが込み上げてくるのです。

ぶれ(5)「この会社で一生我慢して生きていく」と考えるとチマチマしますが、「こんな生き方をしていいんだ!」と気付いた瞬間、能力が全開する。日本も、「こんな力があったのか!」と覚醒すると、一気に走り始める。ブレイクスルーこそが、私たちを本当に変えるきっかけになるのです。

ぶれ(6)英語力にしても、出口が大学入試やTOEICでは、チマチマし過ぎ。英語を駆使してハリウッドで活躍する役者が出たり、チョムスキーやドーキンスのような世界的学者、ないしはカズオ・イシグロのような作家が東京からバンバン出ると、ウォーとやる気のメーターが上がる。

ぶれ(7)「教科書検定」なんて世界の流れから見たらどうでもいいし、日本の大学入試だって、人生の学びのプロセスからすればチマチマした話。それが、わかりやすくメッセージとして伝わるためには、例えば日本で引きこもりで自習した人の中から、世界的にすごい人が出ればいい。

ぶれ(8)本当に人を変えるのは、現状のチマチマした検討ではなくて、新世界を見せてくれるブレイクスルーである。そんな思いを持って、それぞれの壁に挑戦しませんか。絶対乗りこえられないと思っていた壁を超えたとき、人生は新しい沃野を示してくれるものだと思います。限りない。

ぶれ(9)サッカーのワールドカップで優勝という、果たすことのできない夢だと思っていたことが実現した朝。なでしこジャパンが教えてくれたのは、「ブレイクスルー」、突破することの大切さだと思います。突破で、人は変わる!



<参考に 2>

10年、20年前のスノーボード界にだってすごい才能を持った人間はたくさんいましたし、その運動神経自体は現在の選手とは変わらないはずです。
しかし、同じ運動センスを持った人間でも、数十年前その時代のトップ選手ができたことは現在では当たり前にできる事以下ですから、より能力を伸ばすには「才能」以外のものが必要であり、「才能」だけでは不十分だと分かります。
同じことが昔と今の日本のサッカー界や野球界でも見て取れますよね。
日々レベルが上がっていく「環境」の中で、その場を楽しいと思う「性格」が、その新しいことに「興味」を持ち、更にそれを乗り越えたいという「意思」を生み、それが目標を持たせ、挑戦する「覚悟」となるのです。

今一度言いますが「5.意思」がどれ程強い物かで次の「6.努力」のボリュームは変わってきます。



さて、「覚悟」は、決めたことに一切の集中を集めることでもあります。
「一心不乱」の状態を作れば、自分の100%は必ず、いやそれ以上に自分の本能的な、野生的な部分が目覚めて、よりパフォーマンスを上げるはずです。



<保護者、指導者の方へ>

元々そこに「意思」が無くとも、一気に「覚悟」する状況を作ってしまえば誰でも結果は出るでしょう。
できれば「覚悟」は自分自身で作れることが理想ですが、時には大人の、周囲の強引な状況操作も必要かもしれません。
それは例えば保護者が子供を叱りつけて子供の甘えを断ち切るかのごとくです。

しかし周囲や大人が強引なコントロールで「覚悟」する状況を作る場合は、本人の本当の行きたい道を理解したうえで、本人が踏ん切りがつかない時にのみ行われるべきでしょう。
周囲や大人の勝手な思い込みや満足のために、この強引な「覚悟」をさせるのは、時に悲惨な状況を生みます。
必ず当人との理解があった上で「覚悟」させる状況操作を行うべきです。




<まとめ>

「10年ルール」と併せて考えると、才能は確かに有利な持ち物ではありますが、才能の持つ限界レベルは強い「意志」と「努力」によっていくらでも超えていくものであることがハッキリと見えてきました。
その鍵となるのがどうやら「意思」、「覚悟」、「継続(10000時間)のようです。



ここまで長々とこのシリーズを書いてきましたが、それでも「子どもは放っておいても育つ」と言えますか?
私は「子どもは放っておいては育たない」と強く言いたいと思います。

親は子供の育児において「言い訳、手抜き」がたまにあっても良いでしょう。
でも頻繁にあってはいけないのです。
なぜなら自分の遺伝子「才能」を受け取った子どもが、保護者の作る「環境」に大きく左右され、「性格、興味、意思、努力」にまで影響を及ぼすかもしれないからです。


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