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カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

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プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

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2010.11
09
先回までは「質量」が大きいほど「運動量」も大きくなる法則を、スピンでどのように応用させるか考えました。
ポイントは「体のパーツが全て揃って同時に同方向に動く」ことでしたね。
スピンでは横に捻じった上半身にコア(腰)と下半身が追いつき、そして全ての体のパーツが整列した時に最大の運動量が発生するという仮説です。
よく分からないという方は今一度復習してください。

さて、今日はその法則にも強く関係することを「体の構造」を基に話を進めていきます。



皆さんはこんな事を考えた事ありますか?

● 「蹴りの強さ」は回転力に影響するのか?

日本ではとかく「蹴り」についてこだわる人が多いですね。
「蹴れなかったジャンプは認めない」くらいの雰囲気があります。
なぜそこまでこだわるのでしょう?

理由として考えられる一つは、その「蹴ることによる高さ」がトリックを大きく見せるからでしょう。
もう一つはその「一瞬に蹴ること」の難しさ(タイミング、バランスなど)から、それができてこそ本当にスキルの高いトリックだったと言いたいのでしょう。
蹴れなくてもトリックをきれいに仕上げることは可能ですからね。

では「蹴る」ことの効果はこれだけなのでしょうか?

今回は前回の記事にリンクしながら、私なりの考察をご紹介しましょう。




まずはこんな事から考えてみましょう。

● 蹴りが強いことでスピンにおいてどんな好い事が起こるのか?

まずは先にも書きましたが、

1.トリックが大きく見えます。
2.高さが出せれば距離が出ます。
3.自ら板をしっかり雪面から離すことで早抜けによる危険を軽減させます。

きっと他にもお気付きの効果があるかもしれませんが、単純に今まで巷に出回ってきたハウトゥーからこのようなメリットが分かっています。

今回私は、今まで(少なくても私は)気付かなかった新しい「蹴る事による効果」の一つを発見しました。
もしどなたか「そんな事今更。。。」と思われたら申し訳ありません。
自己満足ということでお許しを。。。

これはまだ推測の段階なのかもしれませんが、是非一読いただき、更に体で実践してもらって体感していただきたいと思います。



早速ですが、蹴った瞬間は上体が上に伸び上がっていますよね。
この時、体幹の筋群もほとんどが伸びているはずです。
そして私はこの蹴った後に起こる体幹の筋運動(神経の反応)に注目してみました。
これが蹴る事による効果の一つであると発見?したわけです。
それが「伸張反射」です。
これが起こるために、自らの体幹筋によってより強く下半身を回転に巻き込むことが可能になると考えられます。

今回は蹴ること自体がスピンに影響するのではなく、その蹴ることの作用として起こる「伸張反射」が回転運動に影響するであろうと考えていきます。


● 「伸張反射」とは?

筋肉が瞬間的に伸長されると、それに反応して素早く収縮しようとする現象です。
筋肉を急激に素早く伸展させることによって、筋や健に弾性エネルギーが蓄えられ、その直後により大きな筋収縮(短縮)を得ることが出来るというものです。
筋肉は、急激に引き伸ばされると即座に収縮しようとする特性があり、これを伸張作用といいます。
伸張作用で筋肉が収縮しようとすると同時に意識的に筋肉を収縮する事で、通常以上のパワーを発揮する事ができます。
ジャンプするときに、しゃがんだ状態からいきなりジャンプするより、立った状態からしゃがんでジャンプした方が高く跳べるのは、この伸張作用の為です。
勢いを付ける動作ですね。
また、筋肉と骨がくっついている部分のことを腱といいますが、筋肉が引き伸ばされた時は腱も引っ張られます。
筋肉が収縮し始めると、引っ張られていた腱がゴムのように元に戻り、通常以上のパワーを発揮する事が出来ます。

例えば立ち幅跳びでも、蹴った後に大きく体幹(胴体)の筋群を伸ばして斜め上に伸び上がり、その後に足を前に振り出しながらその伸びた筋を一気に縮ませようとする運動が「伸張反射」となりますね。


では、もしスピンでこの体幹の「伸張反射」が使えたらどうなるのでしょう?
早速その場でスピンをやってみてください。

いかがですか?
こんなことを感じませんでしたか?

● 蹴りが強いほど伸び上がりやすく、逆に弱いほど伸び上がり難い

これはこのようにも考えられませんか?

● 蹴りが強い = 体幹筋がより伸びる = より強い伸張反射を得ることが可能

いかがでしょう?



さて、体幹の筋群は上体の伸び上がり動作だけでなく、捻る運動でも伸ばされます。
スピンを掛ける時は当然体を捻りますね。
もちろんこの時も(上に伸び上がってなくとも)体幹の筋群は(大なり小なり)横方向に伸ばされていますから、この後「伸張反射」が起こる考えられます。
ですから上に伸び上がらなくても(蹴らなくても)十分伸張反射による運動量(回転力)を得ることは可能なはずです。


スノーボードのスピンで考えてみましょう。
10メートルサイズのジャンプで720を回すとして、以下のどちらのスピンが余裕がありますか?

1.伸び上がり3 + 捻り7
2.伸び上がり7 + 捻り3

まずはどちらもどれだけ体幹筋が伸ばされているか考えてみてください。
どちらも同じくらい体幹筋が伸ばされています。
そう考えるとおそらくどちらもキレイに回るであろうと想像します。
しかし「1」はより横方向に、「2」はより縦方向に体幹筋を伸ばしています。
よって以下のようにも言えるでしょう。

●「1」は滞空時間は短く、回転運動は強め
●「2」は滞空時間が長く、回転運動は少なめ

どちらも先回学んだ空中での「体のパーツを揃えること」ができたのなら、どちらもキレイに回すことができるはずです。

しかし「1」はより回転方向に強く運動量が使われているので、ランディングで回転を止めるのが簡単ではないでしょう。
むしろ回り過ぎるかもしれません。
抜けでも捻りが強いのでタイミングやバランスにおいて非常に難しくなります。
また捻りが強いということは、その分横に捻じれを戻す(下半身を引っ張る)運動に強い筋力が必要ということです。
この時に体幹筋が弱ければ十分な筋収縮を行うことができずに、筋力が捻りに負けて、捻った分の回転力は得ることはできないと考えられます。
しかしながら以下の事は言えます。

強い捻じり = 横方向への筋伸長 = 強い回転力の可能性

「2」では回転力が強くなくても、上方向により強く体幹を伸ばす分、より上にコアや下半身を引っ張り上げる事に筋力が使われると考えられます。
体を引っ張り上げれば滞空時間も長くなり、十分に回しこむ時間が稼げます。
さらにランディングでも回転力が強すぎないので回転を止めやすいでしょう。
また抜けでの捻りが強くないので、その瞬間のバランスやタイミングが調整しやすく余裕があります。
捻りが少ない分、空中で捻りを戻す筋運動にあまり負担が掛かりません。
なぜならば、体幹筋の構造上、捻じれた状態よりも正対した状態の方がより強い筋力が発揮できるので、体幹筋力の持つ能力をより発揮することが可能だと考えられるからです。

抜けでの大きな伸び上がり動作(蹴り含む)= 上方向の筋伸張 = 滞空時間



● 腹筋のロック

この2種類の「伸張反射」で忘れてはならないのが、先回も話した「腹筋のロック」です。
先の「伸張反射」の説明でも書いてありますが、この筋の反応に意識的な筋の収縮を加える事で、通常以上のパワーを発揮するのです。
伸張反射で縮む筋の強さは、腹筋をロックする強さに比例し、ロックが速く強いほど縮むスピードを上げるという効果があると考えられます。

上半身が体幹筋を回転方向に引っ張ろうとする運動がある限り、捻りが少なくても「伸張反射」は起こります。
そこに強い腹筋のロックがあれば十分な回転力を得る事ができると考えられます。
ですから「ぶん回し」より。。。

● 無理の無い「捻り」 + できるだけ強く速い「腹筋のロック」

これが効率の良い回し方なのです。
ですから上記の「2」(捻り3+伸び上がり7)は理想的な回し方であり、もちろん十分720が回せるわけです。

逆に上半身を捻じっただけでもスピンは回っていきますが、腹筋のロックを一切使わない、つまり腰や下半身を全く引き付けない場合は、体幹の伸張反射は一切使われないと言う事で、回転に及ぼす運動量は上半身を捻じった運動量のみとなります。
低回転ならこれで対応できるでしょう。


つまり。。。

強く速いロックが可能 = 強く速い筋収縮 = 速い捻じれの戻し = 強い回転力

となるわけです。




<まとめ 1>

このように上記の720の例から推測できるのは。。。
「上半身の捻り(伸ばし)が弱くても、腹筋のロックが強く速ければ、スピンは十分回せる」
という事です。

これがスピンに余裕を持たせるのであろうと推測できます。

人によっては蹴るより捻る方が難しい、また捻るより蹴る方が難しいと言うかもしれません。
覚えておいてほしいのは、スピンの完成度は「蹴り」と「捻り」のバランスをコントロールすることが鍵であるということです。
ジャンプ台の形、自分の技術的スキル、トリックの難易度などに合わせるということですね。

やたら滅多に「蹴れなければ!」ではトリックの全体の流れはいつまで経ってもキレイにまとまりません。
様々なスノーボードDVDに出てくるプロライダーのライディングを見れば分かることです。
蹴る練習を継続するのは良いことです。
その上でトリック全体(アプローチ、抜け、空中、ランディング)のバランスも、常に頭に置いておかないといけないのです。



腹筋3



<注意>

今回は上半身からアクションを起こす事で、腰と下半身に回転力を与えるように解説しています。
しかし直接「腰」からアクションを起こす事で同じような回転力を得る事も可能です。
上半身と下半身をつなぐのは「腰」ですから、ここが回っていけば当然上も下も付いてくるわけです。
今回解説した上半身が先にアクションを起こすメカニズムは、この腰の回転を助ける大きな役割を担っていると理解ください。
腰から回転を仕掛ける感覚に、今回の上半身のアクションを一緒に行うと、相当強い回転力を得れると考えます。




<参考に 1>

さらに(ジャンプ台による)下から突き上げられる自然な力が大きいほど、「捻じれた重い下半身」を戻そうとする(縮もうとする)体幹筋の負担は軽減されます。
自力で重いものを引き付けるより、下から押し上げてもらった方が楽ですからね。
このように伸張反射を上手く自然の力と合わせて利用することができれば、下半身の重みを感じることなく軽いスピン感覚を体験できるのです。

落ち系ジャンプと打ち上げ系ジャンプの抜けの感覚を比較すると分かりやすいでしょう。


<参考に 2>

縦、横それぞれの回転ではどこの筋を伸ばすと効率よく回転力を得る事ができるのでしょう?
例えばスノーボードのバックフリップ。トランポリンで言えば側宙です。
これは簡単ですね。
進行方向側の側筋です。
フロントフリップでは進行方向の逆、後ろの側筋となりますね。
では横回転では?
以下から選択ください。

1.正面の腹筋
2.回転方向の後ろの側筋
3.回転方向の前の側筋

答えは。。。
おそらく人によって異なります。
「4スタンス」理論をご存知の方なら分かるかもしれませんが、人によっては上半身を回転させる際、前の腕を「引く」か後ろの腕を「押す」かはタイプによって異なるとということです。
ちなみに私は上記から選ぶなら「2」です。
「4スタンス」理論的には私のタイプ通り、理屈に適っています。
具体的には、私はレギュラーですから、FSスピンなら右腕を強く斜め上にに引き上げながら右の側筋を伸ばす感じです。
BSスピンなら左腕を斜め上に強く引き上げながら左の側筋を伸ばす感じです。

少々話が反れましたが、単純に以下を想像してください。
フロントサイドスピンでノーズに回転力を与えたいですか?それともテールに与えたいですか?
感覚的にテールだと分かるはずです。
なぜなら筋肉の構造上そちらの方が自然に大きな筋力を発揮できるからと考えられます。

例えば空手の蹴りで斜に構えた状態から、前足を外側に蹴る(回す)のと、後ろ足を内側に蹴る(回す)のとではどちらが力が入るでしょう?
後者の方が体幹筋(腹筋、、側筋、大腰筋、股関節筋など)をフルに活用できますよね。

ということで、レギュラーのフロントサイドスピン(左回転)では後足(右足)、バックサイドスピン(右回転)では前足(左足)を引っ張るように体幹の側筋を伸ばす感覚が、強い「伸張反射」を利用した筋力の発揮が可能だと考えられるのです。
皆さんはどちらの体幹筋を伸ばすと上記のような感覚を得る事ができますか?


<参考に 3>

板は体に引き付けなければ(小さくならならけらば)十分な回転力は得られないのか?
答えは「NO」です。
体が棒のように伸び切っていても十分「伸張反射」は利用できます。
ただし(棒状の体が回転の軸となる)横回転の話です。
体幹を横に捻じって伸ばせば「伸張反射」は起こりますし、要するに体が正対するように戻る運動に「伸張反射」を利用するわけです。
しかも体軸が棒状であっても上下に縮こまっていても、「どれだけ体幹筋を伸ばしているか」&「強く速い腹筋のロック」が回転力に強く影響する事を考えれば、(回転軸の太さは影響しますが)回転速度は変わりませんからね。



<まとめ 2>

以下がスピンの回転力を左右する要因であると定義してしまいます!
(特に高回転の場合)以下が同時に強く速く起こったときにスピンにおいての最高の「運動量」を得ることができると言えます。

●「体の捻り」
●「上への伸び上がり」
●「蹴りの強さ」
●「下から突き上げる力の強さ」(地形が関係)
●「腹筋のロック」
●「体のパーツが揃うこと」

例:

1. ハーフパイプくらい反り上がったジャンプで
2. 徐々に立ち上がりながら上半身を50%捻じっておき
3. リップでしっかり伸び上がり最後にしっかり蹴りながら
4. 残りの50%を捻り切って抜け(後ほど説明します)
5. 上半身が戻されぬように、しかし先を急がず
6. コアと下半身が追いつくのを待つ

これが揃うと物凄いスピンになるはず?!です。
あくまで仮説ですので。。。


a 415



前回の話の最後に、上半身や腰が常に空中で板を先行して回っている状態では十分な運動量(回転力)は得られません、と言いました。
これは今回ここまで話してきた事で説明すると、「伸張反射」による体幹筋の縮む運動を十分に利用してないことになります。
10縮めるはずの筋肉が5しか縮まないまま回っていることになります。
もっと縮めば強い運動量(回転力)を得るのに、それを半分で止めているという状態です。
体幹筋が縮むことで板を引っ張り回転力を得るわけですから、そのゴム(筋)の力を最大限利用できた方が良いわけです。
先回話した「体のパーツが揃う」ことと同じことなのです!

ショーンホワイトのスピンが途中から加速しているように見えるのは、要するに上半身が下半身に戻されること無く、体幹筋(ゴム)を十分縮むのを待ってから板の回転に上半身を乗せていくことができるからです。

実際にショーンのパフォーマンスを見てみましょう。

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<参考に 4>

抜けで伸び上がる(または蹴る)前に上半身の回転運動が終わっている(回りきっている)と、蹴る瞬間に捻り終わった体は元に戻ろうとします。
つまり回りたい方向と逆に回ってしまうのです。



<参考に 5>

では、空中に出てしまったらもうこの「伸張反射」は使えないのでしょうか?
答えは「使える」です。
トッドリチャーズやダニエルフランクなどに代表される「グルグル」スピンをご覧ください。

Todd Richards


Daniel Frank



一度空中で全ての体のパーツが一列に揃ってしまった状態から、空中で再度伸び上がる動作を入れる運動こそ「グルグル」スピンです。
これは正にスピン途中で体幹筋群を再度伸ばして下半身を引っ張る回し方です。

先回「下半身が上半身に追いつくまでは、上半身が空中で下半身を引っ張っていく事はできない」と話しました。
これはなぜかと言いますと、伸ばした筋肉と腱を縮めることで回転力を得るのに、上半身が常に板より先に進み回転を先行している場合は、中途半端に体幹筋が伸びたまま縮めないからです。
ただ伸ばし続けても回転力は生まれないわけですからね。

しかしこの2人のように一度空中で上半身と下半身が整列させることで回転力を付け、その後もさらに空中で伸びる事で体幹筋を伸ばせば、回転は途中からも引っ張る事ができます。

今はこのような回し方はカッコいいとはされずに見られなくなりましたが、確かに空中で「伸張反射」を使っていますね。
だから回転が止まりませんし、さらに加速しているようにも見えます。

また先回紹介した「シャッフル7」も同じです。
途中で板が上半身を追い越しますが、そこから再度回転方向に上半身を強く捻じる事で、体幹筋を伸ばしています。
これが空中で上半身が下半身を引っ張っていける方法と理由です。


また最近のジブシーンでも360アウトなどがよく見られますが、あれも上体を強烈に横捻りしておいて体幹筋群を思いっきり引き伸ばしている結果です。
大して蹴ってもいないのに360回してしまうのですから。
レール上ではエッヂも掛けられないのにあれだけ回せるというのは、正に「伸張反射」の力と言えるでしょう。

以下の動画ではジブ&ジャンプでこの体幹筋の捻り&伸張反射を見ることができます。


Ethan Diess Breck Park Video





<重要>

抜ける前の体の捻りは、体幹の筋群が伸びきる手前で止めておき、伸び上がる(または蹴る)瞬間に余らせてあった最後の捻りを加えると最高の「伸張反射」を得ることができるのです。
事前に50~70%捻じっておき、最後に残りの50~30%を捻じる感覚です。
これで十分な横方向の捻じり(体幹筋の引き伸ばし)を加える事ができます。

抜けで一気にゼロから100捻ることも可能ですが、これにはバランスを崩す、タイミングが難しいなどのリスクが生じますので、最初から少々回しておくと安定します。

しかしながら高回転になってくると、この「伸張反射」だけでは足りません。
この「伸張反射」を助ける運動も必要となってきます。



次回はそんな話をしましょう。
お楽しみに!



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