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カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

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プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

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2010.12
22
「才能?努力?環境?」シリーズ。
前回のアップから随分時間が経過してしまったので、今一度スキャモンのグラフと私の仮説をご確認いただきたいと思います。

スキャモンの発育発達曲線



● 以下の順序で子どもの最終的な能力は決定されていくという仮説です。

1.「才能」
両親から授かった遺伝情報(人間が進化する重要要素)を元に、脳内と体内に神経回路が構成され、産まれ持っての「才能」が形成される。

2.「環境」
与えられた「環境」の中で、

3.「性格」
人間(子供)それぞれの「性格」が育まれ影響し、

4.「興味」
「性格」が「興味」を生み、

5.「意志(意欲)」

「興味」が「意志(意欲)」を作る。

6.「努力」

「意志(意欲)」を持って取り組むと「努力」となり、これを早く(若く)始めるほど(才能とは関係なく)神経は急速に伸びるチャンスを持っている。
これを始める年齢が遅れる(ゴールデンエイジの後)ほど神経の伸びはゆっくりとなり、効率が悪くなる。



前回まで「2.環境」を考えてみました。
今回は「3.性格」を通してその後の「4.興味」「5.意志(意欲)」「6.努力」も考えていきたいと思います。

私の仮説では、能力を決定する要素の3番目にくるものとしています。
要するに「興味」、「意思」、「努力」は、その先にある要素「性格」に影響を受けるという仮説です。



● 「性格」は産まれ持ってのものでしょうか?

これは「Yes」でしょう。
兄弟がおられる方であればお分かりと思いますが、同じ親から産まれて同じ家庭で育っても、その「性格」は見事に違いませんか?

また「性格」が産まれ持ってのものであるとしても、その「環境」によって「性格」は変えていくことも出来ます。
例1: 長男長女はしっかりしている人が多い
例2: 内向的な性格だったが運動部に入って積極性が芽生えた

これは私の仮説で語るのであれば自然な変化と言えます。
冒頭の6つの要素と確認してみましょう。
例1では、上に頼ることができる兄姉がいない場合、何でも自分で切り開かないといけません。
そんな「環境」が自己管理スキルを身に付けさせ、「性格」をしっかりさせた、また真面目にさせる可能性があります。
例2では、運動部(環境)に入ることで積極的(性格の変化)になったわけですから、「3.性格」が、「2.環境」に影響を受けています。


この「3.性格」を知らずして「4.興味」、「5.意思」、「6.努力」を上手く引き出すことができるのか?
例えば以前の記事で、子供がスポーツをする理由は子供によって違うことを紹介しました。
この理由こそ「性格」に影響された「興味」、「意思」です。
そしてこれを尊重してあげることで「努力」へと繋がると言えます。

例1:
(理由) 友だちと楽しい時間を過したい!
(興味) チームスポーツだな!サッカーなら面白そう!
(意思) わあ友達いっぱい!楽しい!もっとやりたい!!
(努力) 上手くなったらもっと楽しいかも!

例2:
(理由) とにかく体を動かすのが好き!
(興味) オリンピックで観たスノーボードかっこいい!
(意思) スノーボードクラブに入ってもっと上達したい!
(努力) 自分もプロになってビデオに出るくらい練習だ!

例3:
(理由) 歌うのが好きだし得意
(興味) ソウルミュージックがかっこいい!
(意思) 海外でソウルミュージックのプロとして歌いたい!
(努力) 海外に移住して現地で活動する!


ちなみに例3は久保田利伸さんの実話です。

才能開花のためによく語られる「努力」というのは、このような自然な過程を経てやっと出現してくるものだと言えます。
私の仕事は、この自発的な「努力」を引き出す為に、まずは人間を知る、つまりその人の「性格」を理解するところから始まるのです。


<参考に 1>

「あの人のあの良い所をもっとこういう場でこんな風に活かせたら良い結果出るだろうな。。。」
こんな話はよくありませんか?
例えば運動させると非常に器用でセンスを感じるのに、運動より芸術的なことに熱中していて、運動はあくまでただの趣味という人。
この人は「才能」と「好きな事」が一致していないのです。
当人には他人が「もったいない。。。」と思うほど、そこに「興味」を持っていないということなのでしょう。
これは明らかに「性格」が「興味」を左右した結果と言えます。
いくら生まれ持っての「才能」があっても、「性格」上そこに「興味」を持たなければ「意思」を持って「努力」することはないでしょう。
「性格」次第では持ってるポテンシャルを十分活かす事ができないかもしれないのです。
しかし「性格」と合わないけども「才能」のある場で強制力を持って続けさせた場合、ある程度は結果を出すかもしれませんが、継続させることに苦労しますし、「興味、意思」が薄いので放っておいたら自発的な「努力」はありません。
ちなみに強制するというのはつまり「環境」をコントロールするということです。
「2.環境」をコントロールすると「3.性格」を左右するということですから、場合によってはその後「努力」につながることもあり得ます。
もちろんその為に「環境」を工夫しないといけないことは明白です。


<参考に 2>

もう一例。
サッカーでボール捌きが非常に上手い子が、ゲームになった途端なかなかボールに触れません。
ボールの奪い合いなどで強く他人とぶつかったりするのが恐かったり、他人の足を蹴ってしまったらどうしよう。。。などと心配までしてたら?
また格闘技で個人技が非常にきれいでスピードもありますが、試合ではいつも一方的に攻められたとします。
ここで想像できるのは、競争を好まないおとなしい「性格」が「才能」を活かす事を邪魔しているのでは?ということです。
本人はテクニカルな事が非常に大好きで、しかも一人で集中している状態が充実してるのであれば、他人と関わらなければいけない状況は「邪魔」されているように感じるかもしれません。
また闘争心をむき出しにした相手に対し非常に違和感を覚え「引いて」しまったりします。
要するに逆にやる気を削がれてしまうのです。
「叩け!蹴れ!」と言っても人を痛めつける行為ができない。
やはりこれも「性格」なのです。


<参考に 3>

逆に「才能」がそこになくとも、「性格」に影響された強い「興味」、つまり「意志」を持った場合、そこには「努力」が生まれます。
例えばボクシングのチャンピオンなどには、才能がないと判断され辞めることを薦められたような選手が世界チャンピオンになっている例もあります。
周囲が理解できないくらい、結果が出なくてもやり続ける人がいます。
「なんでそこまで?」と問われれば、「だって好きなんだもん」と答えるのです。
結果が出る出ないはともかく、この「努力」は遡って考えればやはり「性格」に起因していると思いませんか?



このように個々の「性格」を知ることは、子どもの能力を伸ばす上で欠かせない事となります。
「才能」に見合った方向へ子どもを導く事は、その子の「自信」に大いに影響を及ぼす事も間違いありません。
自己評価スキルを高める一番重要な時期は6歳から11歳と言われています。
自己評価が高いとは、つまり成功体験をそれだけ積んでいて、「自信」を持った状態であると言えます。
この小学生の時期に子どもが多くの成功体験を積むのは、正に保護者や指導者の対応に掛かっています。
どんな小さなことでも気付いてあげ、また子どもの話に耳を傾け、褒める、賞賛してあげるのです。


「2.環境」は保護者や指導者が(完全ではありませんが)コントロールできるものでした。
「3.性格」も(変えることはできませんが)、それを知る事によって「性格」にマッチしたコントロール対策を立てることができます。
例えば話し方、話の内容、態度、こんな普通のことを個々に合わせて、状況に合わせて使い分けるということです。
そしてこの「性格」さえコントロールできれば、その後の「興味」「意志」は自動的に能動的に起こり、そして「努力」となるのです。
そして全てにおいて成長著しい「ゴールデンエイジ」の時期にこの「性格」のコントロールが上手くいくことで、子供の自発的な挑戦(強い意志からくる努力)が起き、更なる能力の向上が得られるであろうと考えられます。

コーチとしての最大の役割は、
① 適切な「環境」の準備、提供
強いモチベーションを持たせる事
  *「性格」に合った対応で「興味&意思」を高める
この2つであろうと考えています。

もちろん家庭でも保護者として同じ事ができるはずです。
身近にある「環境」の中で、個々の「性格」を活かした育成(対応)をしていけば良いわけです。
もちろん指導者や保護者は子どもの「性格」を十分把握し、さらにそれを認め、受け入れてあげなければ、できることではありません。
または「性格」にあった「環境」を用意しても良いでしょう。
例えばサッカーや格闘技で攻撃できない「性格」でも、個人技を磨く事が大好きであるなら、それこそスノーボードをやらせてあげるのも適切な「環境」準備かもしれません。


<参考に 4>

子どもは14歳くらいになると「自我」に目覚め始めるそうです。
思春期ですね。
この時期になれば子どもの「性格」はほぼ決定されていると言って良いでしょう。
それまでに保護者、指導者が子どもにやっておきたい(「性格」に影響する)指導を再度以下に確認しておきましょう。

● コミュニケーションスキル(あいさつ、会話、礼儀、尊重、自己主張など)
● 社会性(個人を持ちながらも周囲との協力関係を学ぶ)
● 継続する力(忍耐力、集中力など)
● ポジティブ思考(前向きな思考への切り替え)
● 思考力(一人で考え答えを導き出す脳の育成)
● 「自信」


また愛情を持って保護者が子どもと同じ方向に向かって全て(喜怒哀楽)を共有すること、これも重要です。
これによって子どもの「3.性格」は決定され、その後の「4.興味」や「5.意志」の強さ、集中力も養われます。
自己満足な指導にならぬように、子供の「性格」にマッチした対応で、子供の可能性を大いに伸ばしてあげたいものです。


<参考に 5>

先に書きました「子どもがスポーツをする理由」を以下に添付しておきます。
これらの理由なくして子どもがスポーツを継続する事は難しいのです。
正に「性格」に関係する要因です。

① 「楽しい」
② 「スリル」の経験
③ 「友達」と一緒にいる、また新しい「友達」を作る
④ 自分が「得意」な何かをしたい
⑤ 自分が「気持ちいい」何かをしたい
⑥ 周りに受け入れられていると感じたい
⑦ 新しい「スキル」習得や上達


<参考に 6>

様々な環境の中で、「性格」を無視したケースを見聞きします。
軍隊のような徹底した統率が必要な場合以外は、個々のオリジナルの「性格」を活かした指導&育成が、結果的にその人の能力を最大限に伸ばすと考えます。
それはつまりその人自身が社会を生き抜く強い人間力を獲得することにもつながるはずなのです。
なぜならば「個」を尊重してあげることで、子供が強い自己認識を作り上げると考えられるからです。
例:自分は大勢の中の一人ではなく、特別な一己の人間なんだ!

日本の社会では第1次2次世界大戦時から、あらゆる環境の中で軍隊式の統率を求めてきた背景があります。
高校野球はその良い例だそうです。
また古い体質の会社なのでも、「集団」として「個」の自由な考えや行動を強く否定する場も多くあります。
もちろんこれには良い部分も多々あるのですが、その反面「個」を活かしていないマイナス面も多々存在するはずです。

海外で生活したことのある方などはよく聞くかもしれませんが、日本人は皆よく似ている、同じ行動をする、同じことを言う、ハッキリしたことを言わない、このように言われます。
これらは全て「個」よりも「集団」を強く意識した行動の結果であると言えるでしょう。
よく聞く「出る杭は打たれる」とは良い意味なのでしょうか?

先日知人のFサキさんよりスペインサッカーの本を借りて読みましたが、サッカーにおいても日本の少年たちは非常に個々のスキルバランスが良くそして上手だと認められていますが、また同時に全員のプレーが同じだとも言われているそうです。
スペインでは個々は荒削り、しかし非常にそれぞれの個性が光っているんだそうです。
海外のサッカーリーグを観れば分かりますが、世界では個々が独自の強みを持ってこそスペシャリストとして活躍できるのです。
何でもできるけど一つに秀でていない個性を持たないプレーヤーは海外のリーグでは活躍できないそうですよ。

このように今後日本人が世界に進出していく鍵は、どんどん個性「性格」を活かした指導で、個々を「オンリーワン」に育て上げることではないでしょうか。



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