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カナダでスノーボードとコーチング

カナダコーチング学から学んだこと、現場でのコーチング経験を通して感じたこと、そしてスノーボードあれこれについて発信していきます。

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プロフィール

高石周(Shu)

Author:高石周(Shu)
カナダ(ウィスラー)でスノーボードコーチとして活動しています。
主にコーチングとスノーボードについて自分が学び感じたこと、またウィスラーの現地情報を発信していきます。
子供の育成に関連した情報もアップしていきます。


[スポンサー/所属]
 
・VOLKL スノーボード
・FLUX バインディング
・CROSS5 スノーボードブーツ
・WEST BEACH スノーボードウェア
・Whistler Gymnastics
・Whistler Youth Soccer Club


[資格]

* スノーボード
- CSCP Basic Coach
- CSCP Comp Intro Coach
- CSCP Comp Dev Coach
- CASI Level 2 Instructor
- Canada~Snowboard Judges Level 1 Officials

* スポーツ心理
- NSCA Exercise and Sports Psychology

* ジムナスティック(体操)
- NCCP Gymnastics Foundations Part 2 Theory
- NCCP Gymnastics Foundations Part 3 Artistic
- NCCP Gymnastics Foundation Part 3 Trampoline

* NCCP(ナショナルコーチングサーティフィケイトプログラム)
- Part A
- Part B
- Make Ethical Decisions

* サッカー
- NCCP Soccer Community Coach Children
- NCCP Soccer Community Coach Youth

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2013.10
31
そのスポーツが「誰よりも大好き!」とは言う子供は大勢います。
私の生徒の中にも「スノーボードは誰よりも好きです!」という生徒はたくさんいましたが、本気で「プロになる!」とか「これでずっとやっていくと決めた!」とか言う人がいたり、そこまで言わない人がいます。

ではそこまで言わない人は、そこまで言う人に対して「大好き」度が低いのか?
こんなことを考えことありませんか?


昔自分の生徒に、彼の普段のモチベーションにムラが多かったため、「やっぱりそこまで好きなわけじゃないんでしょ?」なんて聞いたことがあります。
これは指導者として失格発言です。
しかし当時の私は未熟であったため、こんなネガティブな発言で彼を発奮させようと考えた、つまり作戦だったのです。
彼はすかさず「いや!本当に大好きです!こんなに夢中になったことなんてないです!」と強く反撃してきました。
自分はその時「ああ彼は本当に好きなんだな、でもそれ一本に絞り込むほどの勇気や決心に及ばないんだろう」と考えていました。
きっと一本に絞って突き進むことに不安などがあったり、まだ自分に他の可能性を見出したいと思っているんだろうと思いました。

これはある意味間違いではないと思っています。
しかし指導者として生徒を把握するには、まだまだ浅い浅いレベルの理解でしかありませんでした。

大変お粗末な話だと思いますが、実は指導者としてこの件において新しい理解をしたのはここ数ヶ月のことです。
先日も紹介したドクター マックスウェル マルツの著書「潜在意識が答えを知っている」に学びました。

● ポジティブで適切な、こうありたいという現在の「セルフイメージ」を持つ
● 「セルフイメージ」に沿った未来の「理想の自分」像を持つ


このイメージを本人が納得することによって、人はそのイメージに沿った行動、習慣を日々実践するようになると言っています。
その習慣が周囲の環境を変え、さらに自分自身の可能性に疑いを持つことを辞め、過去のネガティブな睡眠状態(悪い思い込み)から開放させるとも言っています。



ではここで話を元に戻しましょう。
そのスポーツが「誰よりも大好き!」とは言うものの、本気で「プロになる!」とか「これでずっとやっていくと決めた!」と言わない人たち。
私はドクター マックスウェル マルツが言うように、この人たちが持つ「自己イメージ」に、その要因があると考えました。

例えば我が家の長男くん。
サッカーは本当に大好きですが、周囲のプロを目指す!なんて言う友達ほどの熱意は感じません。
彼は運動が得意ではありませんが大好きです。
そこでドクター マックスウェル マルツの言っていたことを当てはめて彼を分析してみました。

彼はここまで運動において、そして大好きなサッカーにおいて、確かに人より多くの失敗経験を積んでいます。
なぜなら運動が得意ではないからです。
しかし彼は続けています。
そして日々(少しではありますが)練習しています。
もし彼が運動が得意な子供だったら、どう自分を評価したか?
ちなみに昔の自分は運動が得意だったので、小学校の卒業文集に「何かのスポーツ選手になる」(笑)なんて書きました。
彼はあれだけ失敗経験を積んでも、果たしてスポーツにおいての自分に好評価を与えるでしょうか?
彼とのやり取りの中で、やはりそれは感じません。
だって身近に運動の得意な友達がいっぱいいて、その能力の差を明らかに見せ付けられていますから。
彼らの良いパフォーマンスの話になると、長男くんは黙ってしまいます。
当然比較されるような状況では表情は曇りしゃべらなくなります。
自分で自分をそのように評価しているということなのです。

彼のサッカーにおける「自己イメージ」は、
「サッカーは大好き。しかし友達のようにプロレベルを目指すほどの運動センスはない。」

これが本当かどうかは確認できませんが、本当にそう考えていたとしたら、彼が「プロになりたい!」と言わない理由が、ドクター マックスウェル マルツの言うことと重なります。
要するに「自己イメージ」がポジティブではなく、自分自身を疑っている、自己暗示に掛けている状態ということです。
これではいくらサッカーが大好きでも「将来プロになる」なんてイメージを描くはずありません。

自己暗示の証拠といえるか分かりませんが、彼も昔は(非常に稀ではありますが)「本当に○○○代表になれる気がする」と言ってました。
その時は当然彼の気持はポジティブで、自分のパフォーマンスを信じている状態でした。
つまり「自己イメージ」がとてもポジティブで、こうありたいという自分像を疑わなかった瞬間だったわけです。


過去に指導した生徒たちを見ても、この「自己イメージ」の影響を受けている状況は確認できます。
その国のトップレベルであり、その運動センスもずば抜けていた選手でさえ、自分自身を強く疑っており、本来のパフォーマンスを発揮することは稀でした。
彼は周囲の反応や態度に影響されて、本当はしっかり分かっている「本来の自分」像を否定せざる得ない状況に追い込まれていました。
一度彼にコーチとトレーナーが全面バックアップする体制で臨んだ大会があり、彼は過去最高のパフォーマンスを披露して優勝しました。
この時の彼の内面を想像すると、おそらく彼の「自己イメージ」は「この2人がサポートに付いててくれれば、自分は何も心配は要らない」。
そう感じていたのでは?と思います。
要するにネガティブな「自己イメージ」は一時的に催眠状態から開放され、ここまでやってきた練習と自分の最高のパフォーマンスを信じることができたのだと思っています。
そしてその時はポジティブな「自己イメージ」しか持っていなかったでしょう。


最初に紹介した「いや!本当に大好きです!こんなに夢中になったことなんてないです!」と強く反撃してきた生徒。
彼も素晴らしい運動センスを見せていましたが、同期入学した生徒がジュニア時代からスポンサーが付くようなレベルであったため、自分と彼を比較してポジティブな「自己イメージ」を持てなくなったと想像します。
現在の適切な「自己イメージ」がなければ、当然ポジティブな「未来のこうなりたい自分像」などイメージできません。
ということは、彼は自分の才能を疑っていますし、ゆえに「プロになっている自分」をイメージすることはできません。
いくら運動センスに優れていて、スノーボードが「大好き!」であっても。
その内彼は練習で失敗するたびに、その失敗自体が自分の姿であると考え、どんどん自分を疑い、モチベーションが下がると同時にパフォーマンスを上がらなくなっていきました。
もう自分のスノーボーダーとして「こうありたい」と思い描いた過去のイメージは否定されている状態です。
将来的にスノーボーダーとしてプロになるイメージは既に消えてしまっているため、「プロになりたい!」なんてことは言わないわけです。


一方で運動センスは特に秀でていなくても上達を続ける生徒もいました。
彼の特徴は、まず「自己イメージ」がポジティブであること。
そして周囲の評価に左右されないというところです。
周囲の評価に左右されないので、彼の自己イメージはぶれることがありません。
さらに彼は私の授業で目標設定を学んでいます。
自分がどの方向に進み、そのために何をやるべきか?が明確です。
つまりポジティブな「自己イメージ」に沿って、未来の「なりたい自分」像がいくつも明確に書き出されています。
その上「なりたい自分」のために「TO Do リスト」を持っています。
元となる「自己イメージ」を全く疑ってないので、「To Do リスト」も疑いなくどんどん無心でこなせます。
持っている精神的なエネルギーと肉体的エネルギーを迷わずすべて目の前の「To Do リスト」に注ぐため、その効率は素晴らしく、当然結果としてポジティブに現れるわけです。

参考までに、目標設定が効果がない人は、その人が思い描く「自己イメージ」と目標設定内容がズレているからです。
目標を設定する前に、まずは正直な自身の自己イメージを洗い出しましょう。
そして本来なりたい自分を再度書き出してみましょう。



<まとめ>

大好きなことを見つけても、モチベーションにムラがあったり、それに打ち込む強い意志が見えない場合、そこには原因があります。
私は大好きなことに対して「ポジティブな未来をイメージできないこと」が原因であると考えます。
その根本には、本来持っているはずのポジティブな「自己イメージ」を疑うという事実があり、それ故に未来の「なりたい自分」をイメージできないのだと思うのです。

周りの人にこんな人がいても、またご自身がそうであっても責めないでください。
周囲や自分によるネガティブな「自分への評価」。
これに対して左右されない人なんてそうそういないのですから。

ドクター マックスウェル マルツは誘導ミサイルを例に、「”失敗”とは、目指す位置に到達するために必要となる軌道修正である」と言ってます。
軌道修正に対し、いちいち「これが自分自身だ。ダメな人間だ。。。」などと反応してはいけないのです。
失敗があってこそ「軌道がずれていた」と気付けて、また正しい軌道上に戻してくれるわけですから。

まずは本来のなりたい自分を書き出して納得しましょう。
そしてその通りの自分を日々演じてみましょう。
人生は究極の自己満足劇場です。
ポジティブな自己イメージを疑う必要はありません。
どんどん前進していいのです。
そうすれば「未来のなりたい自分」を疑うこともなく、エネルギーいっぱいの日々を送ることができます。
そしてどんどん理想の自分に近づいていきましょう!
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